iPad miniには純正キーボードは用意されていないが、iPad miniをベースにすれば、8型サイズの「モバイルノートパソコン」を作れる。iPad miniを乗り継いできた筆者愛用のBluetoothキーボードを紹介する

[画像のクリックで拡大表示]

 筆者(伊藤)がアップルのiPadを使用し始めてから、7年目に突入しようとしている。2012年にiPad miniが発売されてからは、持ち運びやすいコンパクトなサイズに魅力を感じて、iPad mini一筋で乗り継いできた。現在、最新機種のmini 4を使用中だ。

 iPadの魅力は、スマホより大きな画面で情報を閲覧できる上に、Bluetoothキーボードを接続するとノートパソコンのように使えるところだ。アップルもiPad Proと同時に純正キーボードをリリースしていることを考えれば、ノートパソコン的な使い方をするユーザーも一定数いると認識しているのだろう。ただしiPad miniには純正キーボードはない。

 筆者が、歴代iPad miniで使ってきたBluetoothキーボードは、米Incipio社が販売している「ClamCase Pro for iPad mini」(1万5000円)だ。iPad mini用で打ちやすいキーボードを探しているうちにたどりついた。

iPad miniと一体化するキーボード

 ClamCase Pro は、iPad miniの背面を完全にカバーするようにはめ込み、ノートパソコンのように一体化するタイプのキーボードだ。iPad mini、mini 2、mini 3で使えるのだが、サイズが変更されたmini 4はケースにはめ込めず、物理的に使えなくなってしまった。

 iPad mini 4に対応した「ClamCase Pro for iPad mini 4」が、2016年4月にようやく発売されたことを知り、米国のショッピングサイトで購入、いわゆる「海外通販」をした。価格は本体129.99ドル(1万4000円相当)、送料35.41ドル(4000円相当)。日本時間の4月5日昼過ぎに注文して、8日の夕方には届いた。

 ClamCase Proを使っている最大のメリットは、キーボードが打ちやすいことだ。キーピッチを測ってみると17mm。普段使っているApple Wireless Keyboardや一般的なキーボードのキーピッチが19mmなので数字で見ると狭いが、17mmあれば指先に窮屈さを感じることなく打てる。キーボード本体がアルミということもあり、たわむことなく打鍵の衝撃をしっかり受け止めてくれる。これも大事なところだ。

 iPad mini側をかなり自由な角度に開いてキープできるので、低いテーブルや膝の上に乗せて使っても画面が見やすく、キーを打つのも楽だ。iPad miniとキーボードが一体化しているので、揺れる乗り物の中でも使いやすい。

ClamCase Proは、iPad miniの背面を完全にカバーするようにはめ込んで、キーボードと一体化するケース型キーボード。写真はiPad miniをはめ込む前の状態
[画像のクリックで拡大表示]
キーピッチは17mm。ストロークは浅め。キーの配置はフルキーボードとは違うが、US配列に近い。キーに窮屈な感じはなく、すらすら打てる。[delete]キーが右上にあるところが気に入っている
[画像のクリックで拡大表示]
iPad mini側を写真の角度ぐらいまで開けると、低いテーブルや膝の上でも画面は見やすく、楽にキーボードを打てる。ここまで開かないBluetoothキーボードも中には存在する
[画像のクリックで拡大表示]
米国の「B&H Photo」というショッピングサイトで購入。本体129.99ドル、送料35.41ドルだった。注文したとき、配達予定日が「3~5営業日」と表示されて目を疑ったが、本当に4日後には届いた
[画像のクリックで拡大表示]