カメラとスマホの接続は無線LAN

 THETAは本体に液晶モニターや操作ボタン類を備えておらず、Wi-Fiで接続したスマホやタブレットで操作する。Sでも仕組み自体は同じだが、アプリはS専用のものが新たに用意され、いくつか機能改良が施された。最大の変更点は、リアルタイムでライブビュー表示ができるようになったことだ。この改良により、一般の人にも断然薦めやすくなったといえる。

 注意したいのが、撮影後スマホに画像を転送するには、設定画面で「ポストビュー」をオンにしておく必要があること。設定しておけば、撮影後にカメラ内で合成した画像をスマホに転送してくれる。ポストビューをオンにしていないと撮影後に画像の確認ができないのはもちろん、スマホで見るためには自分で画像を転送しなければならない。ちなみに、専用アプリの設定画面に「使用説明書」というリンクが用意され、外出先などでも説明書がスマホで参照できるのは便利だと感じた。

標準状態では撮影後の画像を表示しない設定となっている。そこで、画面右下の歯車アイコンをタッチして設定画面を開き、中央にある「ポストビュー」をオンにする
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100MBを超えるような動画をWi-Fiで転送するには、当然だがかなり時間がかかる。外出先での転送には覚悟が必要だろう
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設定画面のなかに使用説明書が入っているのは、とても便利だと感じた。今回のレビュー中にも役に立った
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 360度すべてを撮影するカメラなので、アプリには静止画の任意の部分をぼかす機能も搭載している。予期せず写ってしまった人の顔やクルマのナンバープレートなど、個人情報に関わる部分を隠す際に便利に使えるが、動画には対応しない。

画像を表示したうえで、右下の鉛筆マークをタップすれば編集が可能になる
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緑色の部分がぼかす部分。ぼかす部分を追加したり取り消したりもできる
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