一人暮らしはスマートロックに閉め出されるリスクも

 スマートフォンを鍵の代わりにできるスマートロックも便利なツールだ。筆者宅の玄関ドアに取り付けてあるのは「セサミ mini」という製品で、玄関に近づくと自動的に解錠される「手ぶら解錠」や、解錠後に一定時間がたつと自動的に施錠される「オート機能」には重宝している。

 ただし、これを取り付ければ外出時に鍵を歩かなくて済むというのは間違いだ。筆者はこのスマートロックに3回ほど閉め出された経験がある。最初はうっかりスマートフォンを持たずにごみを出しに行ってしまったとき。これは筆者の不注意ではあるのだが……。

 2回目は、ドアの開け閉めの振動でスマートロックの位置がずれ、サムターンが回らなくなったとき。3回目はWi-Fiの問題かセサミ側のサーバーの問題か不明だが、スマートロックが認識されなかったときだ。3回とも、たまたま倅(せがれ)が家にいたので内側から開けてもらえたが、誰もいなかったら困ったことになっていた。まだ、経験はしていないものの、外出中にスマートロックの電池が切れて閉め出されることも可能性として考えられる。

キャンディハウスの「セサミmini」。「手ぶら解錠」がうまく動作したときは快適だが、動作しなかったときはスマホを取り出すべきか、鍵を取り出すべきかちょっと迷う
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 オートロックを無効にすればいいという考えもあるだろうが、それではスマートロックの魅力が半減してしまう。鍵の閉め忘れがなくなる安心感と引き換えに、閉め出される危機感も持たなければならないのがスマートロックだと言える。