韓国サムスン電子は、米国時間の2019年2月20日に「Galaxy Fold」を発表した。スマートフォンの新しい形として注目されている「折り畳みスマホ」とはどのようなものか、米サンフランシスコで開催された新製品発表イベントからレポートする。

4.6型のスマートフォンを開くと7.3型に

 韓国サムスン電子が発表した折り畳みスマートフォン「Galaxy Fold」。この端末は、日本で発売されていた「MEDIAS W」「M」などの“2画面の折り畳み式”とは異なり、折り曲げられるという有機ELの特性を生かした“継ぎ目のない折り畳み式”だ。サムスンはこれを新しいカテゴリーのスマートフォンとして位置付けている。

韓国サムスン電子のIT&モバイルコミュニケーション部門プレジデント&CEO(最高経営責任者)である高東真(コ・ドンジン)氏は発表会で、折り畳みスマートフォン「Galaxy Fold」を手に登壇した
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 Galaxy Foldは4.6型と7.3型、2つのディスプレーを搭載しており、本体を折り畳んだ状態では4.6型で操作し、開いた状態では7.3型で操作する仕掛けになっている。

Galaxy Foldは、閉じた状態では4.6型ディスプレーを搭載したスマートフォンとして利用できる
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本体を開くと小型のタブレット並みの7.3型ディスプレーが現れる。20万回の折り畳み試験に合格する耐久性を備えており、1日100回折り畳んでも5年間は問題ないとのことだ
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 継ぎ目のない折り畳み式のスマートフォンは、既に中国のロヨル(Royole)という企業が「FlexPai」という機種を発表しているが、こちらは折り畳んだときにディスプレーがブックカバーのように外側に来る。Galaxy Foldは折り畳んだときにディスプレーが内側になるのが大きな違いだ。