高音質、デザインも2019年のキーワードに

 購入時の注目ポイントは、まだまだある。例えばイヤホンのさらなる高音質化で、2018年12月にはドイツの名門ブランド・ゼンハイザーが初の完全ワイヤレス「MOMENTUM True Wireless M3IETW」を投入。完全ワイヤレスの高音質化時代の幕を開けた。

 また、日本のブランドではAVIOTがCES 2019で世界初のBA(バランスドア-マチャー)型とダイナミック型のハイブリッドドライバーを搭載する完全ワイヤレス「TE-BD21f」を出展。2019年は、有線のハイエンドイヤホンで使われているドライバー構成を前面に打ち出し、高音質をウリにする完全ワイヤレスイヤホンが増えていくだろう。

ドイツの名門ブランドゼンハイザーによる「MOMENTUM True Wireless M3IETW」(実売価格3万8540円)
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CES 2019で披露されたハイブリッドドライバー搭載のAVIOT「TE-BD21f」
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 注目ポイントとして最後に押さえておきたいのがデザイン。完全ワイヤレスのメジャー化に伴い、デザイン性を前面に打ち出したモデルも登場し始めた。

 特にユニークな取り組みがニューヨーク発のイヤホンブランドMaster&Dynamicによる「MW07」(2018年12月発売)で、アセテート素材を使ったハンドメード製のきょう体は、もはやアクセサリーの領域。さらに驚くことに、同モデルをベースとしてルイ・ヴィトンから「Horizon Earphones」が発売される予定だ。顔に近い耳に身につける完全ワイヤレスイヤホンだけに、アクセサリーとしてのデザインの差異化化も、2019年のトレンドとなるだろう。

Master&Dynamic「MW07」(実売価格3万9800円前後)
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高級ブランドのルイ・ヴィトンによる「Louis Vuitton Horizon Earphones」。995ドルで発売予定
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(文/折原一也)