チップセットやカメラ性能は共通

 年末年始にかけて、シャープ製のスマートフォン「AQUOS zero」と「AQUOS R2 compact」がソフトバンクから相次いで発売された。前者は6.2型の有機ELディスプレーと150gを切る軽さ、後者は「ダブルノッチ」とコンパクトボディーが特徴だ。なおAQUOS zeroはソフトバンクの独占販売モデルとなるが、AQUOS R2 compactについてはSIMフリー版の発売も検討されている。

AQUOS zero(左)とAQUOS R2 compact(右)。それぞれに明確な特徴を備えているが、CPUやカメラの性能にほとんど差はない
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 対照的な外観を持つ両機種だが共通点もある。例えばCPUは、両機種ともクアルコムの「Snapdragon 845」だ。ただしメモリーとストレージに関しては、AQUOS zeroが6GB、128GBであるのに対し、AQUOS R2 compactは4GB、64GBにとどまる。

 また両機種ともメインカメラのイメージセンサーは約2260万画素で、レンズはF値1.9、広角22mm相当。フロントカメラもそれぞれ800万画素で、F値は2.2だ。カメラ性能では2018年6月発売の「AQUOS R2」の静止画用カメラと同等だが、静止画用と動画用が別々のカメラになっているAQUOS R2と比べると、撮影を楽しむという意味では物足りないかもしれない。

AQUOS zeroとAQUOS R2 compactのメインカメラは1つのみ。フロントカメラは顔認証によるロック解除にも対応している。
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AQUOS R2 compactのメインカメラでの撮影画面。風景の撮影に適した画角の広さで、AIによる被写体認識機能も搭載している
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AQUOS zeroのフロントカメラでの撮影画面。画面右端のアイコンで、美肌効果などを調節できる
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 バッテリー容量は、AQUOS zeroが3130mAh、AQUOS R2 compactが2500mAh。通信速度(下り最大速度)はAQUOS zeroが774Mbps、AQUOS R2 compactが676Mbpsとなっている。AQUOS R2 compactでは、前モデルの不評だったWi-Fiの感度が改善されているようで、電波の弱い筆者の部屋でも快適に利用できるようになっていた。

■変更履歴
両機のクロック数について、初出では「若干の違いがある」としていましたが、全く同じものでした。お詫びして訂正いたします。