一眼レフにつきもののミラーショックをなくし、画質向上を図る

 もう1つの理由が、画質向上のメリットがあることだ。一眼レフは、露光時にミラーを高速で跳ね上げる必要があり、この際の振動(ミラーショック)で微細なぶれが発生し、15%前後も解像感が失われるというデータがある。ミラーレスならばこの欠点がほぼ解消でき、精細感の高い写真が得られる。

 3つめの理由が、ボディー構造や撮影スタイルに柔軟性が生まれることだ。レンズを通った光をファインダーまで導く光学構造が必須となる一眼レフとは異なり、ミラーレスは電気的にEVFへ接続できればよいのがポイント。GFXは、背面液晶を使う撮影でEVFが必要ない場合は取り外して約100gほど軽量化できるほか、本体の高さを抑えられる。オプションのEVFチルトアダプター「EVF-TL1」(希望小売価格は8万7000円)を利用すると、EVFの角度が柔軟に調整できるようになるのも目新しい。

本体上部に電子ビューファインダー(EVF)を搭載する。画素数は369万ドットと、表示はとても精細だ
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EVFは脱着できる構造になっており、背面液晶を使って撮影する場合は本体の高さを抑えられる
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オプションのEVFチルトアダプター「EVF-TL1」(希望小売価格は8万7000円))を使うと、EVFの角度が変えられるようになる
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このように縦方向に90度まで角度を自由に変えられ、側面のネジで角度を固定できる
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EVFを左右方向に45度まで振ることも可能なので、縦位置撮影時にも役立つ
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背面のチルト式液晶も、右方向に60度まで角度が変えられる
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シャッターボタン手前には情報表示用の液晶パネルを搭載。文字の影がなく、表示はとても見やすい。文字の表示はネガポジの両方が選べる
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表示内容はメニュー画面から細かく変更でき、大きく表示したい文字を自由に選べる
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