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 調査会社のMMD研究所が2018年10月に発表したデータによると、2018年1月から9月の間に契約されたMVNO(仮想移動体通信事業者)の「格安SIM」のうち、新規契約数の4分の3をわずか3社が占めている。

 最も多かったのはソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」の33.9パーセントだが、3位の「UQ mobile」(同13.6パーセント)に倍近い差を付けて2位になったのが、楽天の格安SIMサービス「楽天モバイル」(同26.9パーセント)だ。

 以下のグラフに示したように、いまやサブブランドの2社を除く新規契約数の半数以上を、楽天モバイルが占めている。

2018年1月~9月に契約された格安SIMの新規契約数シェア(MMD研究所の調査結果をもとに作成)
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 楽天モバイルは、ネット通販大手の「楽天」ブランドであることに加えて、テレビコマーシャルも積極的に放映しており、人気の背景には長きにわたって構築してきた企業としてのブランドや広告による知名度の高さがあるだろう。

 また、大都市圏を中心に実店舗の整備を進めてきたことも大きい。前述の調査で上位を占めているワイモバイル、楽天モバイル、UQ mobile、mineoといったサブブランドやMVNOは、いずれもスタッフに対面で応対してもらえる実店舗を設けており、格安SIM選びにおいて大きな強みになっていると言えそうだ

 そんな楽天モバイルでは2018年10月から、一部プランにおいて従来のドコモ回線に加えてau回線の提供も開始した。そこで今回は、料金プランの内容を中心に、改めて楽天モバイルのメリットとデメリットをチェックしてみたい。