【三井カメラマン:第2位】ニコン「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」

 ニコンの「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」は、とてもボケが美しいレンズだ。背景がキレイにブレンドされたように上品に溶け込んでいく描写はお見事というほかなく、このレンズを使うたびにニコンユーザーは幸せ者だと感じてしまう。フィルター径は82mmで、重さも約1kgと大きく重たいレンズだが、写りを見るとサイズ感にも思わず納得がいく。

ニコンが2016年8月に発売した「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」。実売価格は20万5000円前後だ
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 三次元の被写体の奥行きや立体感を自然に再現することを目指したニコンの「三次元的ハイファイ」思想で作られたレンズの第2弾となる。ピント面の立ち上がりとスムーズなボケ感が際立った仕上がりに、思わず圧倒されるはずだ。第1弾となった「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」よりも満足度は高い。

 ポートレートはもちろん、風景から静物撮影まで、独特の写りを堪能できるレンズになっていると感じた。ここぞという時の勝負レンズとして頼りになる1本といえる。

フォーカス面のクッキリ感、背景のシルキーなボケ味はこのレンズのウリだ。繊細で上質な写りは実に魅力的だ(D810使用、ISO100、1/250秒、F1.4、105mm相当)
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