米国・ラスベガスで開催中のIT・家電の総合展示会「CES」に合わせ、米Oculusが「Oculus Quest」の体験会を実施した。パソコンやスマートフォンを接続せずに使えるスタンドアロン型のVR(仮想現実)ヘッドセットで、2019年春の発売を予定している。今回、発売に先駆けて体験してみた。

 Oculus Questは、Oculusが2018年9月下旬に開いた開発者向け会議で発表した。価格は64GBの内蔵ストレージを搭載するモデルが399ドル(約4.3万円)。どの国・地域で販売するかについて、OculusのJohanna Peace氏は「近日中のアナウンスを予定している」と言う。

今春に発売を予定するVRヘッドセット「Oculus Quest」。本体カラーはブラック
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 同社は既にスタンドアロンのVRヘッドセット「Oculus Go」を発売している(日本では税込み2万3800円から)。上位モデルとなるOculus QuestがOculus Goと違うのは、「6DoF(6自由度)」対応し、装着した状態でしゃがんだり動き回ったりした動作がVR空間にも反映されるようにしたこと。加えてハイエンドモデルの「Oculus Rift」で採用されている専用モーションコントローラー「Oculus Touch」を左右1基ずつ同梱する。ただし、Riftではコントローラーを構えたときに前方に張り出していたリングを内側に向けて、操作時に家具や人にぶつかるリスクを少なくするなど、デザインは改良した。

専用モーションコントローラー「Oculus Touch」。5つのボタンを搭載
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リングはプレー中に人や物にぶつからないよう内側を向いている
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