旅をもっと楽しく、お得な切符が丸分かり、早期の予約なら5割引きも。割安な価格の切符を上手に使えれば、旅のコストは大幅に抑えられる。JR・私鉄の料金体系に詳しい専門家に、その生かし方を聞いた。
【1】最近のトレンドは航空会社とJRのタイアップ企画
近年、増えているのが航空会社とJRのタイアップ企画。なかでも、JR北海道の鉄道フリーパスが付いた企画が好評だ。「エリア内であれば、特急列車の自由席が乗り放題と大変お得な上、JRの窓口でピーチやバニラエアの搭乗券の半券を提示するだけでフリーパスが買えます。煩雑な手続きは不要です」(鎌倉さん)。
【2】国鉄時代からのお得な切符を使わないのは損!
現在も年間70万枚近く売れている「青春18きっぷ」など、国鉄時代には、今では考えられないほど破格の条件の切符が登場した。「国鉄時代に始まったお得な切符として、5日間8万2800円で全国のJRがほぼ乗り放題の『フルムーン夫婦グリーンパス』は、「のぞみ」や「みずほ」を除いた新幹線のグリーン車でも使えるので、お得さは抜群です」。
(イラスト/武田侑大、写真/PIXTA(ピクスタ))
旅行総合研究所タビリス代表