「激闘エンターテインメント」を謳うコーエーテクモゲームスの対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」。シリーズ7年ぶりの最新作『DEAD OR ALIVE 6』は、ゲームショウが国内“初”の試遊台展示となる。
格闘ゲームというと初心者の方は「難しいのでは……」と思うかもしれないが、ゲームショウのようなイベントの場は実機プレーを体験できるまたとないチャンスだ。自身も格闘ゲームのプレーヤーだというコーエーテクモゲームスの社員の方に、見どころと操作のコツを教えていただいた。
美しいグラフィックは健在
『DEAD OR ALIVE 6』は現在まだ開発中。今回はゲームショウ用に調整された試遊版をプレーする。試遊台は、PlayStation 4が7台と、PCが6台だ。
シリーズに共通するグラフィックの美麗さは健在だ。さらに臨場感を増すため、攻撃を受けた部分がアザになったり、流血したりする表現も盛り込まれているという。バイオレンス表現は抑えることができるので、苦手な人はゲームスタート時の設定で「無効」を選ぼう。
ステージギミックを使いこなせ
「DEAD OR ALIVE」シリーズといえば、闘いを盛り上げるステージギミックも特徴。戦闘の邪魔をするのではなく、プレーヤーが意図的に活用できる点が面白い。今回の試遊では、社員の方お薦めのステージ「LOST PARADISE」をセレクト。「『激闘エンターテインメント』らしい、ステージの演出が楽しいですよ」とのこと。
初心者でも人差し指連打でOK!
注目の新要素は、R1ボタンを連打するだけでコンボを決められる新システム「フェイタルラッシュ」。R1ボタンは、ちょうど右手の人差し指部分。つまり、細かい技表を覚えずとも、初心者はとにかく人差し指を連打しておけば闘える。大ダメージを与えられる連続技を、ボタン一つで繰り出せるのは気持ちがいい。
『DEAD OR ALIVE 6』は2019年2月発売。この機会に爽快な「フェイタルラッシュ」を体験してほしい。
(文/大吉紗央里、写真/稲垣純也)