KONAMIは東京ゲームショウ2018のステージイベント「野球タイトルスペシャルステージ」を開催。プロ野球史上初のeスポーツリーグ、「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の選手ドラフト、その名も「eドラフト会議」の詳細を発表した。
選手の報酬総額は1200万円!
「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」とは、「パワプロ」の略称でおなじみの野球ゲーム『実況パワフルプロ野球2018』を使用したeスポーツのこと。KONAMIとNPB(日本野球機構)が開催する。
選手の報酬総額はなんと1200万円。11月からスタートするにあたり、プロテストを勝ち抜いた36人のプレーヤーが、プロ野球12球団によって指名されるeドラフト会議が9月29日に実施される。
eドラフト会議でまず驚かされたのが、会場として品川プリンスホテルを使用すること。KONAMIの谷渕エグゼクティブディレクターよると、「実際のドラフト会議が行われる、すぐとなりの部屋を使用します」とのこと。しかも、プロ野球12球団の関係者が、それぞれテーブルを囲んで座るような形にして実施したいというのだから本格的だ。指名の方法も本物と同様に、1、2巡目の希望選手は自由で、重複があった場合は抽選となり、3巡目はウェーバー方式で行われる。
また、「各球団のOBやマスコットも参加し、もしかしたらマスコットがクジを引くことになるかも?」(谷渕氏)という注目のコメントもあった。さらに、こちらもプロ野球史上初となる、eスポーツリーグ12球団をモチーフとした専用ユニフォームが初めて公開される。
なお、eドラフト会議の模様は、9月29日の10時45分からKONAMIのYouTube公式チャンネルでライブ配信される。ゲストには、前東京ヤクルトスワローズ監督の真中満さんと、同じくヤクルトOBで元メジャーリーガーの岩村明憲さんが登場することも併せて発表された。
『プロ野球スピリッツ』シリーズ最新作の発売が決定!
谷渕氏からは、「パワプロ」と並ぶKONAMIの定番野球ゲーム、「プロスピ」こと『プロ野球スピリッツ』のシリーズ最新作(仮称)を2019年に発売するとのサプライズ発表があった。
対応プラットフォームは、PlayStation4と同Vitaの2種類。スクリーンには、広島カープの菊池涼介選手と、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手の本物そっくりなCGが映し出された。ゲームの詳しい内容や、試合中の映像は残念ながら公開されなかったが、次回作でも「プロスピ」シリーズらしい、リアルさにとことんこだわった野球ゲームとなりそうだ。
「プロスピ」最新作のティザーサイトはすでにオープンしており、トレーラー映像も公開されている。興味のある方は、ぜひ下記リンクからご覧になっていただきたい。
(文・写真/鴫原盛之)