『ドラゴンボールファイターズ』(バンダイナムコエンターテインメント)は、今年2月にPlayStation4とXbox One版がリリースされ、9月27日にはNintendo Switch版がリリース予定。人気アニメ作品「ドラゴンボール」を題材にしており、まるでアニメそのもののバトルを見ているような展開で遊べる対戦格闘ゲームだ。
バトルは3on3のチーム戦で行われる。戦い自体は1対1となるが、控えのキャラクターと自在に交代ができたり、控えのキャラクターがバトルのアシストを行うこともできる。1チーム3人のキャラクターは、敵味方問わず自由に組み合わせることができる。
日本一武道会は、シングルエリミネーション方式(いわゆる普通のトーナメント)で行われ、最大3試合行い、先に2勝した選手が勝ち抜ける。
決勝トーナメントに残った選手はいずれも『ドラゴンボールファイターズ』を代表する強豪だが、注目は8月に米ラスベガスで開催された「EVO 2018」の『ドラゴンボールファイターズ』大会で準優勝した「GO1」選手。
そのGO1選手は初戦で「かいまーと」選手と対戦。結果はまさかの、かいまーと選手の圧勝! GO1選手が決勝1回戦で敗退する波乱の展開に。
かいまーと選手は、優勝候補を破った勢いに乗り、決勝に進出。対戦相手は劇的な逆転劇を繰り返してきた「超」選手。なんと予選の後半から1敗してからの2連勝という逆転勝利を続けてきている。一方のかいまーと選手はベジット、ブウ(純)、孫悟飯(少年期)の組み合わせの中、キレッキレの孫悟飯の活躍が光っていた。
決勝戦もこれまでと同様に初戦を落とす超選手。これまで通り、逆転劇の始まりかと思われたが、かいまーと選手の孫悟飯(少年期)の前にそのまま敗れ去った。
優勝したかいまーと選手には、『ドラゴンボールファイターズ』の魅力を伝える「伝道師」としの称号と選手名の入ったユニフォーム、今後行われる大会への参戦サポートなどの賞品が与えられた。
(文/岡安学、写真/木村輝)