正面に、どどーんと展示された巨大なアラガミ(「ゴッドイーター」の敵キャラ)のフィギュアが目を引くバンダイナムコエンターテインメントのブース。しかし本当の驚きは、5つものビッグタイトルの試遊台がずらりと並んでいることだ。その様子を紹介しよう。

巨大なバンダイナムコエンターテインメントブース。今年は試遊台が充実しており、ゲームファンたちの注目度は高い
巨大なバンダイナムコエンターテインメントブース。今年は試遊台が充実しており、ゲームファンたちの注目度は高い
ブース前にどどーんと置かれているアラガミの巨大フィギュア。待ち合わせ場所としてピッタリとインスタ映えスポットだ
ブース前にどどーんと置かれているアラガミの巨大フィギュア。待ち合わせ場所としてピッタリとインスタ映えスポットだ

 イチオシは、やはり『GOD EATER 3』(PlayStation4/12月13日発売予定)だろう。ドラマティック討伐アクション「ゴッドイーター」シリーズの最新作。シングルプレー用試遊台が8台、マルチプレー用試遊台が4台の、計12台が用意され、プレーを待つ人たちが長蛇の列を作った。今回から登場するようになった捕食攻撃を仕掛けてくる凶悪なアラガミとのバトルに、誰もが大満足だった。

『GOD EATER 3』のシングルプレイ試遊台。捕食行動をする凶悪なアラガミに苦戦しまくってほしい
『GOD EATER 3』のシングルプレイ試遊台。捕食行動をする凶悪なアラガミに苦戦しまくってほしい
『GOD EATER 3』のマルチプレイ試遊台。あっという間に90分待ちの行列が作られた
『GOD EATER 3』のマルチプレイ試遊台。あっという間に90分待ちの行列が作られた

 もっとも前評判が高かったのは『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』(PS4/XboxOne/2019年2月1日発売)。シリーズ12年ぶりのナンバリング最新作とあって、開場直後から8台の試遊台は満席になり、すぐに1時間待ちの行列ができた。戦闘機を駆って敵を攻撃する楽しさだけでなく、ぜひとも空の美しさに注目してほしい1本。どこまでも広がる雲の表現は格別なのだ。

『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』。空中戦の面白さは折り紙付きの人気シリーズ。今回は空の表現に要注目
『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』。空中戦の面白さは折り紙付きの人気シリーズ。今回は空の表現に要注目

 武器格闘アクションゲーム『ソウルキャリバーVI』(PS4/XboxOne/10月19日発売)も忘れてはいけない。シリーズ誕生20周年を記念して、6年ぶりに登場となったナンバリングタイトルだ。4つの試遊台すべてに、通常のコントローラーのみならず専用コントローラーも完備するあたり、格闘ゲーマーへの配慮も完璧。16世紀を舞台にした剣劇アクションを堪能できる。

『ソウルキャリバーVI』。通常のコントローラーだけでなく、右脇に格闘ゲーム用コントローラーが置かれている。マニアのための配慮である
『ソウルキャリバーVI』。通常のコントローラーだけでなく、右脇に格闘ゲーム用コントローラーが置かれている。マニアのための配慮である

 『JUMP FORCE』(PS4/XboxOne/2019年発売)は、週刊少年ジャンプの創刊50周年を記念して作られた対戦アクションゲーム。『ONE PEACE』『ドラゴンボール』『NARUTO -ナルト-』を初めとした人気マンガのキャラクターたちが大勢登場する豪華な1本だ。戦いの舞台となるのは、マンハッタンやマッターホルンなど実在の場所。「ジャンプヒーローたちが現実の世界で戦ったら?」という夢のシチュエーションが堪能できる。

 週刊少年ジャンプ関連のタイトルが、もうひとつある。『ONE PEACE WORLD SEEKER』(PS4/2019年発売)だ。プレーヤーが主人公・ルフィとなり、謎の島・ジュエルアイランドを冒険するアクションアドベンチャー。島中をシームレスに歩き回り、島の謎を解き明かしていく完全オリジナルストーリーが楽しめる。

『JUMP FORCE』。ジャンプヒーローたちが現実の世界で戦う夢のようなシチュエーションが実現。8つの試遊台には長蛇の列が作られた
『JUMP FORCE』。ジャンプヒーローたちが現実の世界で戦う夢のようなシチュエーションが実現。8つの試遊台には長蛇の列が作られた
『ONE PEACE WORLD SEEKER』。ルフィとなって謎の島・ジュエルアイランドを冒険するアクションアドベンチャー
『ONE PEACE WORLD SEEKER』。ルフィとなって謎の島・ジュエルアイランドを冒険するアクションアドベンチャー

(文・写真/野安ゆきお)

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