ソニー・インタラクティブエンタテインメントでは、グランディングがPlayStation VR向けに開発している『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』のデモ体験ができる。

 これは、『スペースチャンネル5』という音楽とダンスをテーマにしたセガ(現・セガゲームス)の名作ゲームのPSVR版。『スペースチャンネル5』の世界観はそのままに、視聴率低迷に苦しむ未来の放送局「スペースチャンネル5」の新人リポーターとなったプレーヤーが先輩リポーターの「うらら」と一緒にポーズを決めて踊り、地球侵略をもくろむモロ星人を倒していくVRゲームだ。 VR初体験の筆者が、実際に試遊をしてみた。

『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』には、プレイヤー自身のキャラクターにもなる新人リポーター「ルーちゃん」「キーちゃん」の双子姉妹が新キャラクターとして登場 (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』には、プレイヤー自身のキャラクターにもなる新人リポーター「ルーちゃん」「キーちゃん」の双子姉妹が新キャラクターとして登場 (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
VRヘッドセットを初装備。ピントを合わせるのが難しい…
VRヘッドセットを初装備。ピントを合わせるのが難しい…

「上手ですね!」とスタッフのお兄さんにおだてられ…

 先輩リポーターのうららが登場し、「チュー!」「ライト!」などの掛け声に合わせて基本的な動きを練習。片方の膝を内側に少し曲げたり、片腕を大きく上げたりと可愛らしいポージングが多すぎて恥ずかしかったが、「上手ですね!」とスタッフのお兄さんにおだてられ、どんどん楽しくなる。

先輩リポーターのうらら。テンポよく基本動作を教えてくれる (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
先輩リポーターのうらら。テンポよく基本動作を教えてくれる (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
可愛いポーズがうまく決まるとスタッフのお兄さんがほめてくれた
可愛いポーズがうまく決まるとスタッフのお兄さんがほめてくれた

 基本動作の確認が終了すると、モロ星人に動きを真似して対決することに。今までは1ポーズのみ真似をしていたが、2つ、3つとポーズが連続して大混乱。

 早いテンポにも次第に慣れ、「チュー!」「チュー!」「ライト!」と掛け声に合わせてポーズをとるのが楽しくなり、試遊終了後も「チュー!」がやみつきに。思いのほか激しく動いたため少し酔った感覚はあったが、VR初心者でも操作に困ることなく十分楽しめた。

モロ星人の大きさはさまざま。小さいキャラはデザインが愛らしく、とても地球を侵略する気があるようには思えない (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
モロ星人の大きさはさまざま。小さいキャラはデザインが愛らしく、とても地球を侵略する気があるようには思えない (c)SEGA (c)GROUNDING INC.
タイミングが遅れ、もろにパンチを食らう
タイミングが遅れ、もろにパンチを食らう

(文/吉成早紀、写真/赤坂麻実)

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