東京ゲームショウ2017(TGS2017)のスクウェア・エニックスブースでは、同社が来年発売を予定しているサバイバルアクションゲーム『LEFT ALIVE(レフト アライブ)』の開発秘話や最新画像を公開するトークイベントが開催された。

TGS2017の同ブースでは最初のイベントとなった
TGS2017の同ブースでは最初のイベントとなった

 本イベントには、同作のプロデューサーである橋本真司氏、キャラクターデザインの新川洋司氏、ディレクターの鍋島俊文氏が登壇した。

 橋本氏は「フロントミッション」シリーズの第1作から開発に携わり、本作ではプロデューサーを務めている。新川氏は「メタルギアソリッド」シリーズのキャラクターデザインを務めた人物で、本作では主要3キャラクターのデザインを担当。鍋島氏は「アーマードコア」シリーズの企画に携わり、本作ではディレクターを担当した。

 そんな新川氏と鍋島氏を、プロデュサーの橋本氏が本作のために口説き落として参加してもらったなどの開発秘話が明かされた。

 さらに、本作はジャンルこそ違えど、橋本氏が携わった「フロントミッション」シリーズの流れを汲むことも明かされ、シリーズのファンにとっては期待が膨らむばかりだ。

左から橋本氏、新川氏、鍋島氏
左から橋本氏、新川氏、鍋島氏
今回の主要3キャラクター。詳細は明らかになっていないが、女性キャラは元軍人で現在は婦人警官らしい。また新川氏いわく、左下のイケメンキャラのデザインが最も難しかったとのこと
今回の主要3キャラクター。詳細は明らかになっていないが、女性キャラは元軍人で現在は婦人警官らしい。また新川氏いわく、左下のイケメンキャラのデザインが最も難しかったとのこと
新川氏が描いたラフデザインも公開
新川氏が描いたラフデザインも公開

荒廃した世界観を描いた美麗グラフィックが公開

 本作のテーマである「荒廃した世界を独り生き抜く」を表現する、イメージイラストやグラフィックも公開された。さらに、実機動画も一部ではあるが公開され、順調に開発が進んでいることをうかがわせた。

廃墟と化した市街地をさまよう人影の意味することは……
廃墟と化した市街地をさまよう人影の意味することは……
「フロントミッション」シリーズの「パンツァー」を彷彿させるメカが登場。果たして敵なのか味方なのか
「フロントミッション」シリーズの「パンツァー」を彷彿させるメカが登場。果たして敵なのか味方なのか
こんなに荒廃してしまった世界を主人公はどう生き抜くのだろうか
こんなに荒廃してしまった世界を主人公はどう生き抜くのだろうか
「フロントミッション」シリーズではお馴染みのロゴやマークが随所に散りばめられていることも明かされ、本作がシリーズの流れを汲むことを裏付けた
「フロントミッション」シリーズではお馴染みのロゴやマークが随所に散りばめられていることも明かされ、本作がシリーズの流れを汲むことを裏付けた
実機グラフィックの動画も公開。世界観にマッチした大迫力かつ硬派な描写
実機グラフィックの動画も公開。世界観にマッチした大迫力かつ硬派な描写
「LEFT ALIVE」のタイトルロゴ
「LEFT ALIVE」のタイトルロゴ
「LEFT ALIVE」は2018年発売予定。キャッチコピーは「生きるのか、生かされるのか――
「LEFT ALIVE」は2018年発売予定。キャッチコピーは「生きるのか、生かされるのか――

(文・写真/ナックル末吉)

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