スポーツが苦手な人でも簡単に始められるトレーニングとして、筋トレ、体幹トレーニング、ヨガは様々な年齢層に人気がある。また、数年前から大流行している、マインドフルネスは、「今この瞬間の自分自身の身体や気持ちの状態に気づける、心のあり方」のことを指し、ヨガは瞑想(めいそう)と重なっている部分もある。

形を変えながら根強く続くヨガブーム

 ヨガブームが起こったのは、2003年ごろ。マドンナなどハリウッドセレブが取り入れていることなどがきっかけで、女性を中心に爆発的ブームが起こった。ブームのピークが過ぎた今でも、継続的に続けている人は多く、現在ヨガ人口は100万人を超えたとも言われている。書店ではヨガに関する雑誌や本も陳列されるほど、ライフスタイルの一部として定着しつつあるように思う。

 最近は、マットを使わず天井からつり下げた柔らかい布を使って空中で行われる、“エアリアルヨガ”や、野球場、水族館、サップなど、変わった場所で行う“異空間ヨガ”に通う人たちが増えているようだ。

 私が普段滞在型の旅を行っている海外の国でもヨガは圧倒的な人気がある。どんな小さな村へ行っても、必ずと言っていいほど、村のどこかでヨガのレッスンが行われている。

 ストレスオフ全国1位の鳥取県にある異空間ヨガ

 2016年、メディプラス研究所が、全国の20~69歳の女性約7万人を対象に行った「ココロの体力測定」(ストレス指数チェック)で、最もストレス指数の低い県に選ばれたのは鳥取県。そんなストレスの少ない鳥取県にある砂丘で行われている人気のアクティビティーが、砂丘ヨガである。メニューは、日の出を感じながら早朝に行われる「サンライズヨガ」、日中の元気な太陽の光を浴びながら行う「サンシャインヨガ」、そして日の入りを見ながら行う「サンセットヨガ」、また夏の夜や新月と満月の日に合わせて行われる星空ヨガがある。今回、私は1日の終わりに夕日を見ながら楽しめるサンセットヨガを体験した。

砂丘の丘からは日本海が見渡せる
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晴れた日の夕日は砂丘をさらに幻想的空間へ導く
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アルゼンチンのサルタ州の小さな村で参加したヨガ。海外の小さな村でもヨガの人気は絶大
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鳥取砂丘生まれのレオン君
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