受賞(正式名):[グレープシティXojo(ゾージョー)賞]片野 康生さん

 帽子を被っている人物の表情を認識し、その表情を真似る「ハロウィン用 喋る帽子」です(図1)。構成している主なパーツは、(1)ラズパイ「Raspberry Pi 3」、(2)ソニーセミコンダクターソリューションズがコンテストの企画として無償提供した超小型カメラ、(3)サーボモーターの三つです。帽子のデザインは、魔法使いが被っているイメージのある「尖がり帽子」を利用します。

図1 「ハロウィン用 喋る帽子」のシステム構成
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 これらのパーツはすべて、帽子の中に組み込んであります。超小型カメラは帽子のつばから吊り下げて取り付け、帽子を被っている人物の表情を撮影できるように、レンズを内側に向けておきます。ラズパイとはUSBで接続します。

 ラズパイは、顔認識アプリの「Face Tracker」を使って超小型カメラの撮影映像から顔の各器官の動き量を算出します(図2)。算出した動き量から「口」「眉」「目」の動きが分かるので、この動きと一致するように、帽子の中に組み込んであるサーボモーターを制御します。

図2 Face Trackerで表情を認識
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 サーボモーターは、尖がり部分の内側に組み込んだ「フレーム」を動かしています(図3)。フレームは、帽子の尖がり部分が人間の「口」「眉」「目」に相当する動きを出せるように、組み立ててあります。帽子を被った人物が笑顔になると、帽子の尖がり部分が笑顔に見えるように、サーボモーターでフレームを動かしています。

図3 帽子の尖がり部分を動かすためのフレーム
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 ラズパイへの給電には、モバイルバッテリーを利用しています。このモバイルバッテリーも尖がり帽子に組み込んであります。

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