当記事はnikkei BPnetに連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2015年8月6日です。記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。

報道陣向け直筆ファクスの文面に違和感

 『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスター山岸舞彩さんの結婚をスポーツ紙や週刊誌が熱く報じていた。

 少し前に彼女が「女性がより輝くための職場環境作り」というニュースを伝えていたときは、「仕事のできそうな女性が伝えると説得力が違うよなあ」と感心して見ていただけに、報道陣向けに彼女が直筆で送った「結婚報告」ファクスの文面はちょっと意外だった。

 「これからは彼を、そして彼の仕事を支えていくために、家庭に、入る決心をいたしました」

 意外だったが理解はできた。

 「職業人として元気いっぱい働きながら、女性の幸せもきっちり謳歌する輝く女性」

 「輝く女性」は理想かもしれないが、実際には越えなければならない壁が山のように立ちはだかる。さらなる環境整備が必要だ。

 果敢にチャレンジする人、チャレンジせざるを得ない人、挫折する人。さまざまなケースを目の当たりにした彼女の決意を尊重したい。だが…。

(写真:yukiko / PIXTA)
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