これまで2回にわたってご紹介してきたホンダのフラグシップバイク「新型ゴールドウイング」のリポートも今回で堂々完結。いよいよ実走インプレしてみたいと思います。都心の市街地走行から高速道路、高原のワインディングロードまで、筆者が実際にゴールドウイングを駆ってきましたので、余すところなくお伝えします。と、その前に皆さん気になるであろうゴールドウイングの足つき具合をご覧いただきたいと思います。

見た目ほど良くない足つき……

ホンダ「Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission〈AIRBAG〉」
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 新型ゴールドウイングといえば、「大陸を横断する」ことをコンセプトにしたグランドクルーザー。その見た目からも分かるとおり、楽な姿勢で長距離走行できるようにシート高も低めに設定されています。新型ゴールドウイングのシート高は745mm。みなさんご存じホンダ・スーパーカブが735mmということなので、比較しても決して高くはありません。むしろ、大型バイクとしては低い方です。

 しかし、長時間のライディングでもお尻が昇天しないように、シートが広大な座面になっており、足が左右に開き気味になるため、決して足つきが良いとはいえないところ。ただし、絶望的な足つきではないため、足が短くてお悩みのオジサンも、まずは試乗車にまたがってみることをオススメします。

筆者の身長は180cm、体重が95kg。この体格でかろうじて両足のかかとがつく状態です。膝に余裕があるように見えますが、これより後方に座るとかかとがつきません
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前方から。普通のバイクであれば気にならない足つきですが、なにせ車重が383kgもあるモンスター級。筆者の体格を持ってしても、たちゴケの不安は否めません
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 ただ、このあたりは快適走行とのトレードオフということで、慣れでなんとか切り抜けたいところですね。世の中には、壊滅的に足つきが悪いバイクなんていくらでもありますから。

片足をつくだけなら全く問題ありません
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 一応、ニーグリップしやすいように、膝が当たる部分のタンクは幅が絞られていますが、もう少し太めの方が筆者的には好み。ぶっとくてマッチョなタンクを膝で締め上げるようにホールドしたかったです。

太ももは密着するのですが膝の先端が浮いてしまう感じ
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