続々と発売されるワイヤレスイヤホン。どれを買えばいいのか迷っている人も多いだろう。この連載では、ワイヤレスイヤホンを愛用しているライター陣が、今使っているイヤホンとそれを選択した理由をつづる。

今回は、週3回のジムトレーニングを欠かさない女性ライター、花森リドの場合。バーベルを上げるのに音楽は欠かせないという彼女がイヤホンに求めたものとは?

 街を歩いているとき、電車で移動しているとき、ジムでトレーニングしているとき……私はいつもイヤホンをしている。特にジムではイヤホンが必須。音楽やニュースを聴きながら、黙々とトレーニングをするのは楽しい。また、誰かのおしゃべりや「フンッ」と力んだ声をかき消して、自分の体に集中するためにもイヤホンは欠かせないのだ。

 この1年間、愛用してきたのはBOSEの「SoundSport wireless headphones」だった。もともと有線のイヤホンもBOSE派だったので、あの“丸っこい”音質が好きだし、数時間使っていても耳が痛くならない構造になっているところも気に入っていた。

BOSEの「SoundSport wireless headphones」。実売価格は約1万8000円
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45kgのバーベルはワイヤレスでないと背負えない

 SoundSport wireless headphonesは左右のイヤホンを結ぶケーブルだけでできている。「スマートフォンとイヤホンをつなげるケーブルがないだけでこんなに快適になるのか!」と感動した。特にジムではいいことだらけだった。

 まず、身軽になる。ワイヤレスに替える前は、トレーニング中はアームバンドを使ってスマホを腕に固定し、そこにイヤホンをつないでいた。ワイヤレスならこのアームバンドが不要になる。つまり荷物(と洗濯物)が一つ減った。

 トレーニングで扱う重量やポーズも自由になった。ワイヤレスのイヤホンで音楽を聴きながら45キロのバーベルを背負った瞬間、「もうワイヤレス以外ありえない」、そう思った。自分の体重に匹敵する重さのバーベルを背負うときは、特に集中しなくてはいけない。そういう大切な瞬間にイヤホンケーブルに気をとられるのは大変怖い。力むとアームバンドの締め付けも気になる。これらがワイヤレス化ですべて解消したのだ。