人気急上昇のショートムービー作成アプリ

 小学生がなりたい職業に「YouTuber(ユーチューバー)」がランクインしてオトナを驚かせてから幾年月、新たな動画サービスが爆発的に人気を集めています。それが「Tik Tok(ティックトック)」です。街頭や電車などの広告で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

 Tik Tokとは、中国でソーシャルメディア大手「Toutiao(今日頭条)」を運営するBytedanceが提供するショートムービーアプリです。2017年12月にApp Storeの無料アプリランキングで1位に輝き、2018年5月発表の「女子中高生と動画サービスに関する調査(プリキャンティーンズラボ byGMO)」では、LINEやTwitter、Instagramといった人気SNSのなかにランクインするほど人気が急上昇しています。

Tik Tokは女子中高生に大人気(写真:Kazpon / PIXTA)
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 投稿されているコンテンツは15秒のショートムービー(一部のユーザーは60秒)で、BGMに合わせてダンスや口パクをしている自撮りがメインです。ダンスといっても上半身で身振り手振りするような簡単なもので、誰でもすぐまねをすることができます。学校の休み時間などに「ちょっとTik Tok撮ろうよ」と気軽に撮影できるようなハードルの低さが若者に支持されているのでしょう。スマホに合わせて縦型の動画であることや、タップするだけで次の動画に遷移できるスピード感も今の時代に合っています。

 また、Tik TokでBGMとして人気が出た楽曲が、音楽業界で浮上するという現象も起きました。1983年のラッツ&スターが大ヒットさせた「め組の人」はご存じですよね。この楽曲を2010年に倖田來未がカバーしたのですが、そのサビに合わせて「めっ」などの決めポーズを撮ることが大人気。2018年10月には音楽事業の「エイベックス」との包括的契約、そして音楽ストリーミングサービス「AWA」との業務提携を次々と発表しており、音楽面での強化も期待されます。

 10代から20代前半に支持されているTik Tokですが、最近は年齢層が広がり、投稿者にも親子や夫婦も見かけられるようになりました。投稿の内容もダンスだけではなく、ペットや風景など、一般的な動画コンテンツも増えています。

 とはいえ、実際にTik Tokを起動してみても、その楽しさは分かりづらいかもしれません。そこで、今回はオトナでも楽しめるTik Tok活用法をご紹介します。