皆さんは「Instagram(インスタグラム)」にどんなイメージを抱いていますか? 若い女性が派手な色のスイーツを写真に撮って「インスタ映え」をアピールするSNS、といった印象が強いかと思います。でもそれはInstagramのひとつの側面でしかありません。今回は、人気急上昇中のSNS、Instagramの基本とイマドキの使い方をお伝えします。

(写真:Fast&Slow/PIXTA)
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Instagramは日常を投稿する場になっている

 「2017ユーキャン新語・流行語大賞」で「インスタ映え」が年間大賞に入るなど、昨年はInstagramが広く知られた年でした。街にはInstagramに投稿すると映えるような「インスタ映え」スポットが作られ、水色や紫色など従来あまり見かけなかった色のスイーツが登場。Instagramユーザーは、何度も撮り直したり、加工を重ねたりしてセンスの良い写真を作り、投稿しています。

 Instagramは、2010年10月にサービスを開始した写真を共有するSNSです。2017年9月時点で月間アクティブユーザー(1カ月当たりの利用者数)が世界で8億人、国内で2000万人を突破しました。MMD研究所が2018年7月に発表した「2018年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」の「現在利用しているSNS/コミュニケーションサービス」では、Facebookを利用している人は減少傾向、Twitterを利用している人はほぼ変化がないのに対し、Instagramは上昇を続けています。とはいえ、Facebookが37.7%、Twitterが40.9%、Instagramが32.4%ですから、Instagramはこれからなのかもしれません。

 「インスタ映え」という言葉が流行したため、若い女性を中心に使われている印象を受けますが、広報の方に伺った話では、最近は世代や性別を超えてユーザー層が広がっているとのこと。写真愛好家が使用するSNSだったInstagramですが、スマートフォンが普及し、誰でも気軽に写真を撮影できるようになったこともユーザー数増加の一因でしょう。

 投稿の傾向も変わってきています。2017年10月に行われたフェイスブック ジャパンの発表会では、Instagramの投稿は非日常のアートなものから、料理や旅行、ペットなど日常の風景へと変わってきているとのデータが公表されました。さらに、「ストーリー」というショートムービーを投稿する機能が追加されたことで、「どうせ24時間で消えるから」と気軽に日常の一コマを投稿することが当たり前になってきています。

 Instagramの良さは、タップひとつで写真をオシャレに加工できること、目的は写真の共有なので文章を練ることなく投稿できること、フォロー関係に縛られる必要がないこと、人の投稿をシェアする機能がないため炎上しにくいこと、などでしょう。