マスターで「もう1枚」が安心、ライブファイルは削除に注意

 マスターとライブファイルシステムでの書き込み方法は、最初は一緒だ。パソコンに空の光ディスクを挿入すると操作を問われるので、「ファイルをディスクに書き込む」を選び、書き込み方法を選ぶ。

 マスターを選んだ場合、書き込みたいファイルやフォルダーを光学ドライブのアイコンにドラッグすると、それらが蓄えられる。この時点ではまだ書き込まれていないので注意しよう。実際に書き込むには、光学ドライブのアイコンを右クリックして「ディスクに書き込む」を選ぶ。画面の指示に従うと書き込み作業が始まり、書き込み中にほかの作業をしてもかまわない。終了画面でのチェックを入れると、同じ内容のディスクをもう1枚作れる。

 書き込み方法としてライブファイルシステムを選ぶと、ディスクがフォーマットされる。その後の読み書き方法はUSBメモリーなどと同じだ。ただし、光ディスクは本来、データの削除や変更はできない(RW系なら全消去は可能)。実は、ライブファイルシステムでファイルを消しても管理情報から消えるだけで、データ本体はディスク上に残っている。このため、ファイルを削除しても空き容量は増えない。また、上書きを繰り返すと容量がどんどん減るので注意しよう。

 参考までにISOイメージの書き込み方法を図に示した。こちらはISOイメージファイルを右クリックして「ディスクイメージの書き込み」を選び、画面の指示に従う。

DVDの劣化具合をフリーソフトでチェック

 フリーソフトを使うと、ディスクの健康状態を測定できる。劣化による読み出しエラーはこれで確認しよう。正常であれば「良好」が100%になる。「問題」は、エラーが多くても何とか読み出せた状態で、劣化が進むとこの割合が増す。「エラー」は完全に読み取り不能なので、これが0.1%でもある場合は早急にバックアップしたほうがよい。

提供元のページを開き、「Products」の「Burn」から「VSO Inspector」を選ぶ(1~3)。「Download Latest version」を選んで実行ファイルをダウンロードし(4)、それを実行してインストールする
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正常ならば「良好」が「100%」となる。不良の場合は「問題」や「エラー」の割合が多い。エラーはまったく読み出せない領域なので、これが0.1%でもある場合は、データを可能な限りバックアップして、そのディスクは廃棄したほうがよい
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(文/日経PC21編集部)

※日経PC21 2019年1月号の記事を再構成