AMD製CPUの実力は?

 LUV MACHINES Slim ARS310シリーズの最大の特徴は、AMDのグラフィックス内蔵CPUを搭載していることだ。今回ピックアップした2モデルに搭載されている「Ryzen 5 2400G」と「A6-9500」は、同じSocket AM4プラットフォームに対応したCPUだが、CPUコアの世代は異なる。Ryzen 5 2400Gは新世代のZenアーキテクチャのRaven Ridgeコアで、A6-9500は旧世代のBulldozer系ExcavatorアーキテクチャのBristol Ridgeコア。位置付けとしては、Ryzen 5 2400Gがミドルレンジパソコン向け、A6-9500が低価格パソコン向けとなる。

 各CPUの主な仕様は以下の表のとおり。Ryzen 5 2400Gは4コア/8スレッドで、基本クロックは3.6GHz、消費電力や発熱量に余裕がある場合はブースト機能が働き最大3.9GHzで動作する。内蔵グラフィックスはRadeon RX Vega 11。

 A6-9500は2コア/2スレッドで、基本クロックは3.5GHz、消費電力や発熱量に余裕がある場合はブースト機能が働き最大3.8GHzで動作する。内蔵グラフィックスはRadeon R5だ。

各CPUの主なスペック
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「CPU-Z」でRyzen 5 2400Gの詳細情報を表示した画面
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「CPU-Z」でA6-9500の詳細情報を表示した画面
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 気になる性能だが、「CINEBENCH R15」で各CPUの演算性能を計測したものが下のグラフだ。この結果を見ると、Ryzen 5 2400Gのマルチスレッド性能は、Core i5-8400とCore i3-8100の中間くらい、シングルスレッド性能はCore i3-8100と同程度と判断できる。A6-9500はエントリー向けだけあり、ミドルレンジ向けCPUと比べると、マルチスレッド性能、シングルスレッド性能ともに格段に落ちる。CeleronクラスのCPUが比較対象となるだろう。

<CINEBENCH R15>
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