家電女優の奈津子です。「VR(仮想現実)元年」と呼ばれた2016年から2年が過ぎようとしています。IDC Japanによると、2017~22年のAR(拡張現実)/VR関連市場規模の年間平均成長率の見込みは71.6%と高い数値であることが発表されています。

 なかでも興味深いのはVR特有の没入感を生かした“VRフィットネス”という分野です。私自身、体形キープのために今まであらゆる運動法を試してきたのですが、どれも総じて怠けてしまい「早く終わらないかな……」と考えてしまい長続きしませんでした。だけど、バーチャル空間で“楽しみながら鍛えられる”のであれば、何か頑張れそうな気がする! そう思い立ち、早速渋谷区にある「FUN AND BODY」のVR体験ショールームを取材してきました。

脳の報酬系が絶妙に刺激されるイカロス

こちらがイカロス。マシン本体とコントローラ、VRヘッドセット、Flightゲームが付属し、ドイツからの輸送費・通関費用を含めた国内の標準販売価格は2019年より160万円(国内配送料別)とのこと。ヘッドマウントディスプレーはSamsung Gear VRとHTC Vive、Oculus Riftに対応
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こちらはHolofit。HTC Viveと推奨グラフィックを搭載したゲーミングPCが必須
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 「FUN AND BODY」は、独イカロス社の「ICAROS(以下:イカロス)」と、仏Holodia社の「HOLOFIT(以下:ホロフィット)」の体験ショールームで、これらの機器の輸入販売も行っているそうです。フィットネス体験は公式サイトで事前に申し込み、1人60分3000円で受けられます。

 同ショールームを運営するのは、ネットワーク関連のソフトウエアやシステムの開発を手がけるレゾロジック。同社の池野弘明社長が2016年にイカロスと出合い、その魅力のとりことなり、一気に3台も購入したそうです。それをきっかけに、新たな事業として、VRフィットネスの展開を始めたのだとか。「ソフトウエア会社がフィットネス事業を?」と思われるでしょうが、本業がIT系だけに、VRの特徴を理解されていたということも背景にはあるようです。

右側の男性は、今回対応して下さった根市洋行さん。専属のスポーツトレーナーさんかと思いきや、ショールームにいるとき以外はエンジニアとしても仕事をされているのだそう。プレー中のアテンドが非常に的確で心強かったです
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