この夏、中国のシリコンバレーと呼ばれる深センへ行ってきました。「家電女優」と称し、多くの開発者やモノづくりを取材していくうちに、日本だけでなく海外の家電やテクノロジー事情も勉強したいという気持ちがムクムクと膨らんでいったからです。

 また、アイドル時代に毎日通っていたAKB劇場がある秋葉原の電気街と深センの電気街、この2つの違いを肌で感じてみたいという思いもありました。というわけで、今回の家電ティーチャーは「奈津子の深セン初潜入リポート」をお届けします。

私が秋葉原のAKB劇場に連日通っていたころのグッズ
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日本とは異なる進化を遂げた家電たち

深センは中国のネットサービス大手のテンセント、ドローンで有名なDJIの本拠地としても知られています。電気街の華強北(ファーチャンベイ)は日本の秋葉原の約30倍の大きさ
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シェア自転車「Mobike」に乗って電気街へ。料金も安くて手軽ですが、駐輪禁止のエリアへの乗り捨てや、自転車を私物化してしまうユーザーもいるそうです
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 念願の電気街「華強北」に到着。そこにメイドさんの格好をした女性やコスプレイヤーたちの姿はありません。騒がしい電子音のメロディーもなく、入口は想像以上に静かでした。

 まずはそのエリアで一際存在感のある「華強電子世界」へ足を踏み入れました。建物の内部はテナントがぎゅうぎゅうに密集していて、スマホやPC、照明などさまざまな電子製品が山積みです。

華強電子世界はとにかく巨大な6階建ての建物。シロモノからクロモノ、マニアックな電子パーツまで一通りそろっています
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