人気急上昇中の国産、スペイン製の鍋

 450年続くスペインの鋳造メーカーが1996年に立ち上げたキッチンウエアブランド「キャスティ」。キッチンウエアとしての歴史は浅いのですが、ヨーロッパで瞬く間に人気になり日本に上陸しました。

 鍋の深さはありますが、鍋底は少しすぼんだ形なので、かたまり肉を焼くよりも煮込み料理のほうが得意かもしれません。色合いの美しさも人気の一因です。

キャスティ「エナメル ココット」(税別3万円)、直径22センチ、容量3.3リットル、重量約4.3キロ、(内、蓋の重量約1.29キロ)
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蓋の内側は突起があるが他の鍋よりも少なめ
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 最後は、2010年に登場して以来、人気急上昇中の愛知ドビー「バーミキュラ」(飯田屋では扱いなし)。5つの鍋の中では一番後発ですが、一時は1カ月待ちになるほど人気が出た製品です。

 ホーロー加工の美しさは5つの鍋の中でもダントツかもしれません。また、食材に同時に均一に熱を伝えるために鍋底にリブ(縦筋)を入れ、蒸気を対流させるために蓋の形状を流線型にし、重量があっても女性でも持ちやすいように蓋にも取っ手を付けるなど、細かいこだわりが反映されているのは日本の繊細な職人の技術ならでは。

愛知ドビー「バーミキュラ オープン ポット ラウンド」(税別2万9000円)、直径22センチ、容量3.5リットル、重量約4.2キロ(内、蓋の重量約1.67キロ)、ブラック
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取っ手が付いた蓋。溝が深くしっかりと閉じるため密閉性が高い
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 いよいよ5つの鍋を実際に加熱して実験します。