まさかの総合1位!? 欅坂46のデビュー曲は乃木坂46のデビュー曲の約2倍

欅坂46「サイレントマジョリティー」(ソニー)
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 1位は女性アイドルグループ、欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」。彼女たちは、2015年2月、乃木坂46のライブでメンバー募集が発表され、同8月には活動を開始し、10月からは冠番組『欅って、書けない?』がスタートするという、新人としては破格の扱いを受けてきたグループです。そんな彼女たちのデビュー曲が、乃木坂46やAKB関連グループ同様に個別握手会の特典効果が大きいとはいえ、いきなり25万枚以上売れたことには、かなり驚きました(ちなみに、同様のプロジェクトとしてデビューした乃木坂46の2倍近い初動枚数です)。

 しかもビルボード・チャートを見ると音楽配信やラジオ、Look Up(CDからPCへの取り込み)、ツイート(ツイッターでのツイート回数)、動画再生回数など全部門で上位入りしています。これは楽曲もグループのキャラクターも、一定程度人気が浸透している証拠でしょう。実際に楽曲を聴くと、これまでのAKBグループのハッピーなアゲアゲ路線とは対照的に、マイナーコードのハードポップな曲調に自我の目覚めを促すような歌詞という、1970年代から1980年代のアイドルの歴史的に見れば、山口百恵→中森明菜→工藤静香あたりが歌っていそうな曲想なのです。確かに、本作のセンターである15歳の最年少メンバー、平手友梨奈の存在感とこのハードポップ路線は合致していますが、同路線は女性ファンを説得しうる歌唱力も必要とされるので、今後、グループとしてさらに大化けできるのか注目したいところです。