Zマウントを新たに採用したニコン「Z 7」が9月28日に発売になる。しかし、その時点で用意されるZマウントレンズは、標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」と大口径広角レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」のみだ。10月下旬には大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」、その後は開放F値0.95を誇る標準単焦点マニュアルフォーカスレンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」がラインアップに加わる予定だが、ネイティブレンズが4本だけではちょっと寂しい。

 しかし、マウントアダプター「FTZ」があれば、AI ニッコール以降の約360本のFマウントレンズでAE(自動露出)撮影が可能になる。さらに、モーター内蔵のAF-P、AF-S、AF-Iレンズ計90本以上がAE/AF(オートフォーカス)に対応するという。これは朗報だ。

 というわけで早速、ニッコール大三元ズームを試してみた。「大三元」とは、標準・広角・望遠のズームレンズの3本セットのことで、Fマウントレンズで言えば「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」がそれに当たる。

 今回の撮影では、どのレンズも問題なく動作した。これならニコンのDシリーズ機とZシリーズ機を併用できそうだ。Zマウントレンズに関しては製品ロードマップが発表されているが、今後は「S-Line」だけでなく、小型で買いやすい価格帯のレンズや、ユニークなパンケーキレンズなども投入してほしいところ。

FTZは、ZシリーズのカメラでFマウントレンズを使用するためのアダプター。発売は2018年9月28日で、ニコンダイレクトでの直販価格は税込み3万5100円
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