吉田カバンのポーターから2018年10月中旬に登場した「ポーター アップサイド」シリーズ。リュックをメインとして使う3WAYバッグ3型と、スリングショルダーバッグ1型が展開され、今までにない構造のショルダーハーネスと開口部を特徴としている。今回はビジネスシーンで活躍する3WAYバッグを取り上げ、その新機能について紹介する。

ポーターの「ポーター アップサイド」シリーズの3WAYバッグ
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カーブを描いて大きく開くファスナーを搭載

 空前のビジネスリュックブームを背景に開発されたポーター アップサイドは、「2つのコンセプトを持って開発した」と吉田カバンの企画 小林剛氏は話す。

 1つ目は、メインコンパートメントにカーブ開きのファスナー開口部を設けること。これはバッグのデザインを日々模索している小林氏が、アウトドアリュックからインスピレーションを得たもので、いつか自身が手がける街用バッグに採用したいと思っていたという。

3型のうち真ん中のサイズの「3WAY OVERNIGHT BRIEFCASE(S)」。(3万9000円)。サイズはW32×H47×D14cm
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3型のうち一番小さい「3WAY BRIEFCASE」(3万6500円)。サイズはW29.5×H42×D11cm
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 メイン開口部にカーブを描くようにファスナーを配置することで、開口部が大きく開くだけでなく、バッグを横持ちしたときにも開けやすくなっている。これはブリーフケースとして使うときはもちろんのこと、肩掛けしたリュックを横向きで前に抱えた状態での使いやすさを考えたもの。

 また、カーブしていてもスムーズに開けられるよう太番手のファスナーを採用。さらにボディ生地がへたらないように、細い帯状のパイピングを内側に施すことでファスナー周辺を補強し、型崩れを防いでなめらかな開口を実現している。

 ファスナーの引き手はメインで使う2つのほか、下部に2つ配置。計4つの引き手を付けることで、左右どちらからでも開けやすくなっている。

メインコンパートメントは大きく開く
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 メインコンパートメントは仕切りがないので、出張時の着替えも難なく入れられる。内装には大型の書類用ポケットがあり、左右どちらの持ち方をしても使えるようにファスナーを両サイドに配置している。 

 外ポケットは中央と上下の3つあり、中央のポケットには内装にファスナーポケットを搭載。こちらも左右どちらにも対応する作りで、“すべてのユーザーに使いやすく”という小林氏の思いが反映されている。 

 そして上下ポケットは折り畳み傘やペットボトルを収納するのに最適で、それらと書類を分けて入れたいというユーザーの声を反映して設計したという。

中央ポケットの内装に、左右どちら持ちでも使えるファスナーポケットを搭載
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