ファッション感度の高いビジネスパーソンに支持されているブリーフィング。バリスティックナイロン製のボディーにウェビング(帯ひも)テープ、そして赤いステッチが入ったバッグは、いまやビジネスシーンを席巻。日本ブランドでありながら、米国のミリタリーファクトリーで生産されるMADE IN USAモデルを筆頭に、現在はさまざまな素材や仕様のバッグ、小物を展開している。

3Way人気の火付け役となった売り上げNo.1モデル

 そんなブリーフィングのイチオシは、すべて3Wayモデル。しかし「今は3Wayでも基本的にリュックとして使っている方が多い」と、ブリーフィングを手がけるユニオンゲートのプレス 田村まり氏は話す。同ブランドには、意外にもいわゆるビジネスリュックとして開発された商品はなく、PC収納スペースなどを備えたバッグはブリーフか3Wayとなる。こうした理由から3Wayが人気なのだが、この人気に火を付けたモデルがある。それが「NEO TRINITY LINER」だ。

ブリーフィング「NEO TRINITY LINER」(5万6000円)。サイズ:W28×H41×D12cm。※以下、全て希望小売価格
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 本モデルは2017年春夏シーズンに発売。ブリーフィングのアイコンともいえる素材、1050デニールのバリスティックナイロンが使われており、見た目も作りもタフで貫禄は十分。そして、これまでの3WAYとは異なり、リュックとしての使い勝手を向上したディテールを備えているのが特徴だ。

 たとえば、メインコンパートメント内に搭載されたPC収納スリーブは、横持ちでも背負っていても出し入れしやすいよう斜めにスリットが入っている。しかも今までのブリーフィングにはなかったクッション入り&裏起毛で、安心してPCを持ち運べるようになった。また、立体的なフロントポケット内のオーガナイザーも斜めに配置されており、こちらもリュック使いを考慮した仕様となっている。

斜めにスリットが入ったPC収納。縦持ちでも横持ちでも使いやすい
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フロントポケット内のオーガナイザーも斜めに配置
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 デザイン面でも、外装のウェビングを横一文字に配置するのではなく、縦と横それぞれに配置するなど、背負っても違和感がないようにデザインされている。特徴的なアシンメトリー(非対称)フェイスはそのまま、ポケットのサイズ比率もこれまでのモデルにはないバランスで設計。

フロントポケットのサイズ、ウェビングの配置など、デザインにおいてもリュック使いを想定
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 また、この2017年春夏に登場した新色レンジャーグリーンにも注目したい。カーキよりも落ち着いた色味で、上品さとミリタリー感が絶妙。ビジネススタイルにもカジュアルスタイルにもマッチする。「NEO TRINITY LINERはオン・オフ兼用として購入されることが多い」(田村氏)のは、このカラーリングが理由のひとつかもしれない。

レンジャーグリーンのおかげか、3Wayブリーフだがカジュアルスタイルにも合う
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 「このモデルを発売してから、3Wayモデルの人気が一気に高まった。バックパックよりも3Wayのほうが好調」と田村氏。現在は、このNEO TRINITY LINERがブランド全体で一番の人気を誇る。超定番ブリーフ「NEO B4 LINER」より売れているというから驚きだ。

 リュックストラップは背面に収納可能で、商談の際などはブリーフとして臨機応変に持ち替えられる。ショルダーベルトも、面ファスナーでベルトを固定しコンパクトにまとめられるなど、ブリーフィングの3Wayは使い勝手の良さも見逃せない。

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ショルダーストラップはコンパクトになるので、バッグに常備しておきやすい