[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 日本鳩対策センター(東京都世田谷区)が2016年9月に発売した鳥害対策グッズ「ピーコン バードフリー(低臭タイプ)」の売れ行きが好調だ。ベランダなどにやってくるハトを寄せ付けないようにする薬剤で、設置が簡単で低刺激という点が女性や高齢者のニーズにマッチ。同様の既存商品の月間販売数が平均10個だったのに対し、同商品は発売から2カ月で約500個が売れており、現在も問い合わせが増えているという。

 薬剤にはハトの嗅覚や味覚などに刺激を与える物質を使用。また鳥にしか見えない紫外線領域の光を可視化する特殊技術により、ハトには同製品が燃えているように見え、その場所に近寄らないようになるという。形状は直径約7cmのカップ形。付属の両面テープでベランダに固定するだけなので、簡単に設置できる。またハトには刺激的でも人間には優しい天然成分を配合しているため、刺激臭が少ないのも特徴だ。

 これまでのフン害防止薬剤は、取り付けに手間のかかるものや臭いの強いものが多かった。また、効果時間が3カ月から半年と短くて長期的な対策が難しかったが、同商品は1年以上効果が保てるという。担当者は「ハトの被害に悩む女性や高齢者の声が、今回の開発につながった。一人でも多くの方に安心で快適な暮らしを送っていただきたい」と話している。

 価格は1箱(6個入り)税込み3024円。年間3000個の売り上げを目指しており、今後はハトだけでなく、カラス対策用商品も発売予定だ。

(文/國松 珠実)