誰も予想だにしなかったBMWとトヨタの最強タッグ。ハイテク化と超ナチュラルな走りが同居する“運命の共作”は、スポーツカー受難の時代だからこそ生まれた。

【コンセプト】いま最も注目のあり得ない自動車コラボ!

 米トランプ大統領と北朝鮮金書記長の握手に、日産カルロス・ゴーン容疑者の逮捕などなど、予想も付かないことが起こる2018年。多少ゴーインなイントロではありますが、自動車界にも奇跡の出来事が起こりました。新型3代目BMW「Z4」の登場です。

 え、昔からあるプレミアムな2シーターオープンカーじゃないの? などと言うなかれ。今回は作りが全然違います。新型Z4はなんとトヨタとBMWの初めての共同開発車なのです。

 この今までにないコラボレーションは2011年12月のBMWからトヨタへのディーゼルエンジンの供給、次世代電池の共同開発からスタート。

 12年6月にはハイブリッド技術、燃料電池車技術、軽量化技術、そして次期型Z4とトヨタ「スープラ」の共同開発へと広がりました。

 最近でこそ日産とメルセデス・ベンツ、マツダとFCA(元フィアット・クライスラー)の技術提携がありますが、ここまで踏み込んだ協力関係は聞いたことがありません。そしていよいよ先月、欧州で新型Z4を発表。ポルトガルのリスボン郊外で試乗会が行われたのです。

トヨタとの共同開発で生まれ変わった新型3代目BMW「Z4」
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