【インプレッション】確かに美しい。でもちとジミ目では?

 

 国内発表会と違い、LAのギラギラ太陽光の下で初めて見るインサイト、確かにひと味違います。北米測定での全長×全幅×全高は183.6×71.6×55.6インチで、同じFFプラットフォームを使うシビックセダンより微妙に長い。

 しかし全体のゴツゴツさは影を潜め、非常にエレガント。特に前後フェンダーの上下のウネリはなかなかにセクシー。クーペ風にすっきり下るリアのラインにしろ、奇をてらったところはなく「本質価値の追求」もわからなくはないか? という。

シビックセダンより微妙に長い程度(全米測定)で、非常にエレガントなスタイル
[画像のクリックで拡大表示]

 でもね。これがアルファロメオならともかく、実用的なホンダブランドで、普遍的な美しさの追求ってどうなんでしょ? かつてFFスペシャリティー・クーペでありながら、フェラーリより低いボンネットを持っていたプレリュードみたいな驚きはありません。

美しさと実用性のバランスは現行プリウスをしのいでいる

 インテリア(内装)も、こしゃくなデザインを取りがちなホンダとは思えないオーソドックスっぷり。メーターパネルは全面液晶でありながら、オーソドックスな2連丸型だし、センターモニターは8インチとサイズも大きく見やすい。

インテリアも意外なほどオーソドックス。センターモニターは大きく見やすい
[画像のクリックで拡大表示]

 唯一、最新ホンダ車ならでは押しボタン式ATセレクターに戸惑いますが、これまた一度始めちゃったら採用し続けるしかないもの。慣れたらまあ使いやすくなるのかもしれません。

 本革表皮のシートは大柄で座りやすく快適、インパネ全体も人工素材ですが、革風マテリアルで覆われ上質感あり。好印象。

 一番の驚きはリアシートとトランクの効率的な広さ。リアは外見からは考えられないほどヒザ回りに余裕がありますし、トランクにはゴルフバッグが4つマトモに積めて、どうみても容量500L以上。リアシートを倒せば、トランクスルーも使えますし、美しさと実用性のバランスではズバリ、現行プリウスをしのいでいると言っていいでしょう。

外見からは考えられないほど、リアシートはヒザ周りに余裕がある
[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
トランクはゴルフバッグが4つも積める収納力
[画像のクリックで拡大表示]