7年ぶりにフルモデルチェンジされたメルセデス・ベンツの「CLS」が2018年6月25日に発売された。流麗なスタイルが特徴のこの4ドアクーペ、3代目は初代を思わせる華奢さがある。はたしてこれは原点回帰なのか。

【コンセプト】元祖4ドアクーペがもしや原点に戻った?

 いよいよコッチ方向に戻って来ましたか! 元祖オヤジキラーたる新型3代目メルセデス・ベンツCLS! 2004年に初代が登場するなり、クーペのカタチをしたカッコいい4ドア車、つまり4ドアクーペということで一世を風靡。

 なかでも家庭の事情で4ドア系しか選べないけど、心情的には流麗なクーペに乗りたいオヤジ世代に響いたようで、日本でも初年度は年間約5000台と大ヒット。現在までの累計販売も2万4000台以上、グローバルで37万5000台以上の人気モデルに成長しました。

 なによりこの後、BMW「6シリーズ グラン クーペ」やアウディ「A7スポーツバック」、アストンマーティン「ラピード」などライバル車も続々と登場。振り返ればヒットの理由はさまざまです。中身が定番セダンのメルセデス・ベンツ「Eクラス」だけに走りや質感が保証済みなこと、日本をはじめリアドアがないと不便に感じるマーケットが多かったことなどが挙げられていますが、最大のキモは華麗なスタイルでしょう。

7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツ「CLS」。パワートレインは直列4気筒ディーゼルエンジン(希望小売り価格税込み799万円)と、直列6気筒エンジンにモーターを組み合わせた(同1038万円)の2種類がある
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