ホンダが2018年7月13日に新型軽バン「N-VAN(エヌバン)」を発売した。6月末に累計販売台数が200万台を突破した「Nシリーズ」の商用バンとあって当初から話題を集めている。これまでの軽バンとの違いとは? またその実力は?

【コンセプト】ひさびさホンダらしい快作!

ホンダ「N-VAN」(メーカー希望小売価格税込み126万7920~179万9280円)
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 ひさびさ、ホンダらしい逆転の発想であり、自慢のNシリーズの新章が誕生しました。それは新型ホンダ「N-VAN」! いわゆる背高ノッポの商用軽バンで4ナンバーの軽貨物車カテゴリー。年間自動車税は5000円と乗用の半額で、そのぶん初年度から2年車検ですが、これが結構な挑戦をしているんですわ。それは商用軽FFプラットフォーム革命!

 従来の商用軽バンはほとんどがキャブオーバーかセミキャブオーバー、つまりエンジンの上に人が乗るFRもしくはミッドシップレイアウトでした。場所を食うエンジンを運転席床下かその後ろに置くことでスペース効率を上げ、荷室を広くする構造。

 ただしそのぶん露骨な欠点もあってエンジンの上に座席があるぶん振動、ノイズ的に厳しく、ハンドリングも不安定になりがち。しかし、商用バンの本義はあくまでも「スペース」なのでクラス一番人気のスズキ「エブリイ」やダイハツ「ハイゼット カーゴ」、それこそN-VANの兄貴分たるホンダ「アクティ・バン」「バモス」もすべてセミキャブオーバー車でした。

燃料タンクを前席の下に収める「センタータンクレイアウト」を採用し、荷室を低床化。高さのある荷物の積載にも対応できるようにした「N-VAN」
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