小沢コージが初めて心動かされた光岡車「ロックスター」。これまでにない圧倒的なデザイン力で“リバイバルデザインの壁”を越えて、2代目シボレー「コルベット」を見事に再現している。

【コンセプト】光岡史上最もカッコいいクルマ。もはや残るは20台弱?

 ぬぉぉぉ。正直小沢、初めて光岡にグッと心を動かされてしまったかもしれません。2018年12月に発表された「ロックスター」。

光岡自動車の創業50周年を記念して2018年末に発表した「ロックスター」
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 文字通り典型的な“マッスルカーヒーロー”、2代目シボレー「コルベット」に触発されたファッションカーでベースは現モデルのマツダ「ロードスター」。国内販売はわずか200台限定。しかしすでに180台以上を受注し、枠は20台を切っているとか。しかも納車は少なくとも2021年後半と超遅い。2019年は50台、2020年と2021年は75台ずつしか作ることができない少量生産手作りカーだからして。

 しかし、そのインパクトは大きく、ネット人気の高さはもちろん、小沢の身の回りでも「気になる」「カッコいい」との反応多し。それは言うまでもなく、今までの光岡にはなかった圧倒的デザイン力にあります。

プレスリーじゃなくって矢沢永吉?

 これまで“ファッションカー”と称し、多くのソックリさん!? じゃなかった、「パイクカー」(レトロ調デザインのクルマ)を作ってきた光岡。往年のジャガー「マーク2」にインスピレーションを得た「ビュート」や、英国スーパーカー・ロータス「セブン」に似た「ゼロワン」、最近ではロールスロイス似の「ガリュー」を生み出してきた光岡ですが、このロックスターはマジでカッコいい。

 かつてボディーの割にノーズが短かったり、ヘッドライトが寄り目だったりと、少なからずデフォルメ感が付きまとった光岡ですが、今回は破綻らしき破綻がありません。小沢的には勝手に「光岡史上最もカッコいいで賞」を送りたくなったほどです。

 しかも車名が直感的で分かりやすい。最初は「タイプカリフォルニア」にする予定だったのが急きょロックスターにしたそうで、確かに米国で言えばエルヴィス・プレスリーやアクセル・ローズにも似たワイルドな存在感。その日本版なので、小沢的には勝手に「走る矢沢永吉」と呼んでしまいましょう。分かりやすくカッコいいじゃないですか。

 ってなわけで試乗車が出た2019年1月中旬、早速コージチェーック! してきました。