現地用SIMカードの購入も宿泊予約も国内でOK、しかも安い

 中国人観光客にとって、夏は一大旅行シーズンだ。2018年9月3日に旅行予約サイト「途牛旅行網」が発表した「2018暑期旅遊消費分析」によれば、人気の国外旅行先は1位が日本、2位がタイ。3位以下は、インドネシア、モルディブ、ベトナム、シンガポール、フランス、米国、ロシア、マレーシアと続く。

 物は試しと、筆者も中国人のタイツアーに参加してみた。訪れた場所は首都バンコクと北部のチェンマイやチェンライだ。街中ではそれほど中国人が多い感じはしなかったが、著名な観光地はどこも中国人の家族連れだらけで、比率としては中国人6、中国人以外の外国人2、タイ人2くらいの印象。

 中国人がタイに行くにはビザを取得する必要があるのだが、定番のショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」には、わずかな手数料でビザの申請手続きを代行する旅行代理店がある。またタイ旅行者向けのSIMカードを販売するショップや、モバイルルーターのレンタルサービスもある。

 驚くべきは、それらがタイ国内よりも安いこと。これではタイを訪れた中国人が現地でSIMカードを買うことも、モバイルルーターをレンタルすることない。かく言う筆者も「淘宝網」でSIMカードを購入した。

 航空券や宿泊先は、旅行予約サイトの「シートリップ(携程)」や「フリッギー(飛猪)」を利用した。また現地の空港からホテルまでの送迎サービスも提供されている。送迎を予約する際は名前とフライト番号、タイ国内の携帯電話番号を伝える必要があるので、SIMカードを買っておいたほうが都合がいい。

タイの著名な観光地はどこもかしこも中国人観光客ばかり
「秦国旅游(タイ旅行)」「一日」で検索すると、現地のさまざまなアクティビティーサービスがヒットする
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