50年間、銀座・数寄屋橋交差点のランドマークだったソニービルが営業を終了してから約1年半。2018年8月9日、その跡地に、「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」がオープンした。2022年に新ソニービルが竣工するまでの期間限定施設(2020年秋まで)。地上から地下4階に飲食店やコンセプトショップなど全6店舗をそろえる。

「Ginza Sony Park」(東京都中央区銀座5-3-1)。地下鉄銀座駅B9出口直結。敷地面積約3800平方メートル。地上1階、地下5階建て。開園時間は5~24時半。休園日は1月1日の予定
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 「銀座ソニーパークは人と街のインターフェースのような存在になるだろう」。施設を手がけたソニー企業の永野大輔社長が話すように、ソニーパークは、大きな交差点にありながら晴海通り、外堀通り、ソニー通りに面した三方が解放されている。壁も扉も極力なくしたというユニークな設計だ。地上はもちろん、地下2階に直結する地下鉄銀座駅コンコース、地下3階直結の西銀座駐車場からもアクセスを遮る仕切りが一切なく、言葉通り街につながっている。

地上から地下1階までは階段で下りる
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銀座駅コンコースに直結する地下2階と、銀座・有楽町・新橋エリア最大級の公共駐車場である西銀座駐車場と直結の地下3階からもダイレクトにアクセスできる。地下1〜4階はエレベーターもある
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ソニービルの躯体を残しているため、階段やタイルなどそのまま使用している部分も。写真はビル内「パブカーディナル」があった場所。店舗の壁紙に隠れていたピンクのタイルを内装に利用している。さらに、地上にある外堀通りの断面が見えるような設計になっている
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 さらに特徴的なのは、施設内の4つの飲食店は全てテイクアウト方式で、レストラン形式がひとつもないこと。「近隣店舗で買ってきたものを公園で食べる感覚を演出したい」(永野社長)というのがその理由だ。