渋谷駅前再開発の先がけとなった複合商業施設「渋谷ヒカリエ」。前身である東急文化会館のエッセンスを引き継ぎ、劇場など文化発信にも力を注ぐ同施設が、2019年1月22日にレストランフロアをリニューアルオープンした。

「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区渋谷2-21-1)。東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」15番出口と、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」の2F連絡通路で直結
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 東京急行電鉄が運営する渋谷ヒカリエは、地上34階、地下4階の複合商業施設で、2012年にオープンした。低層部に東急百貨店が運営する「ShinQs(シンクス)」や6、7階のカフェ・レストランフロアがあり、中層部には「東急シアターオーブ」「ヒカリエホール」などの文化施設、高層部がオフィスゾーンとなっている。

 レストランフロアのリューアルは開業以来初。テーマは「Again,shibuya Hikarie(アゲイン 渋谷ヒカリエ)」だ。東急電鉄の調査によると、渋谷ヒカリエ利用者の85%が女性で、そのうち55%が「働く女性」であるという。開業以来初となるリニューアルでは、レストランフロアのターゲットを「これまでの全方位型からメイン客層である『働く女性』に絞った」(渋谷ヒカリエ)。これはショッピングフロアのターゲット層と一致する形だ。

 これらのターゲットからあぶりだしたのは、「ヘルシーであること」「欲望を満たすこと」「最先端であること」という3つのニーズ。全26店舗中、新たにオープンしたのは、「ダンプリングタイム 餃子時間」、「果実園リーベル」、「Trattoria Vomero il mare e monte(トラットリア ヴォメロ イル マーレ エ モンテ)」「MAISON KAYSER Table(メゾンカイザー テーブル)」、「モダンメキシカン マヤルス」、「やさい家めい」、「1/2PPUDO」、「ベジ串 創作おでん ぬる燗佐藤」の8店舗。和・洋・中など食のジャンルではなく、食事をするシチュエーションや気分を重視したセレクトだという。

渋谷ヒカリエから見下ろす開発中の渋谷の街
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女性を意識した淡い色合いのリニューアルパンフレット
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