アップルを抜いて世界2位に躍り出ただけでなく、日本市場でも5位に入るなど、国内外のスマートフォン市場で躍進を続けるファーウェイ。政府が大手電気通信事業者に要求している分離プラン導入が、ファーウェイをさらに勢いづけることになるのではないか。

世界で2位、日本で5位のシェアを獲得

 ファーウェイは、2018年11月28日の新機種発表会を開催した。この発表会の目玉は言うまでもなく新モデル「HUAWEI Mate20 Pro」だが、筆者が興味深く思ったのは同社の国内外における躍進ぶりである。2018年の第2、第3四半期のスマートフォン出荷台数シェアで、アップルを抜いて世界2位の座を獲得したとのこと。日本市場においても2018年上半期のスマートフォン出荷数上位5社にランクインしたという。

ファーウェイは、新しいチップセットと3つのカメラレンズを搭載した「HUAWEI Mate20 Pro」の日本での発売する。写真は11月28日の「ファーウェイ新製品発表会」より
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 日本市場でのファーウェイの躍進をけん引したのは、キャリア(電気通信事業者)市場に投入された各種の端末だ。2018年初頭に「HUAWEI nova 2」をKDDI(au)に提供して以降、同社はソフトバンク、NTTドコモにも端末を提供するようになっている。度重なるトラブルで各キャリアにそっぽを向かれていたファーウェイだが、SIMフリー市場より大規模なキャリア市場に復帰できた効果は大きい。