前回の「スマートスピーカーの売れ筋、Clovaは若い世代に人気」に引き続き、今回はビックカメラ有楽町店(東京・千代田)でトイロボットの売れ筋を調査した。同店は2017年からトイロボットの専用コーナーを設けており、数千円で買える入門トイから20万円を超える本格的なAIロボットまでをまとめて探せるようになっている。

 売り場で特に目立つのはSTEM教育向きのトイロボットだ。STEMは、Science(科学)とTechnology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったもの。それらの要素を学べる製品が、小さな子供のいるファミリーによく売れているという。

 トイズコーナー主任の石戸圭介氏によれば「2020年から小学校でプログラミング教育が始まるということで、STEM教育やプログラミングができるトイロボットに興味を持つ親御さんが日に日に増えている印象があります。熱心に下見する人、しっかり調べられた上で買いに来る人、どちらも多いです」とのことだ。

ビックカメラ有楽町店4階のトイロボットコーナー。トイズコーナー主任の石戸圭介氏に解説してもらった
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 その意味でSTEM教育系のトイロボットは、子供が関心を示さないと意味がない。子供がハマる製品選びの三箇条を石戸氏に挙げてもらった。

1.子供が興味を持ったものが一番入りやすく、続けやすい。

2.つまずいたときに相談に乗れるよう、親御さんも一緒に遊べるものを選びたい。

3.予算は2万円程度が目安。後からオプションを追加する方法もある。

 とにかく重要なのは、子供に「難しい」「向いていない」といった苦手意識を持たせないことだと石戸氏は言う。「楽しい、自分でもできるんだ、と思ってもらうのが大事です。難易度が上がるとつまずいてしまうこともありますが、そこで親御さんがアドバイスできると長続きしやすいと思います」(石戸氏)。

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※原稿と写真で掲載している価格は2019年2月5日15時30分のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。