今回取り上げるのは、ロジクールが2018年6月1日に発売したプレゼンター「R500 LASER PRESENTATION REMOTE」(以下R500)だ。直販で5750円という手ごろな価格の製品だ。プレゼンターやレーザーポインターはシンプルな製品が多いので、レビューなどで取り上げるのはどうしても付加機能がある上位モデルになりがちだ。以前、この連載ではソフトウエア上でポインターを表示する機能を持ったロジクールの「SPOTLIGHT」を取り上げた(関連記事:プレゼン上級者向け!レーザーが出ないポインター)。これは上位モデルらしく機能も完成度も素晴らしかったが、直販で1万2880円というのはやはりちょっと高い。

 その点、R500は必要な機能のみに割り切っている。レーザーの色も赤色だ。最近は緑色の光が出るポインターが増えているのだが、まだ上位モデル中心で価格が高くなりがち。こうしたところも含め、汎用版だと思っていいだろう。

 だが、汎用版だからこそ、多くの人に薦められる製品だ。しかも細かいところまで使い勝手が良く考えられており、操作性もいい。

今回取り上げるR500はシンプルなプレゼンターだ
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使い勝手は良好だ

 僕はセミナーなどでプレゼンを行う機会が多いのだが、本番は何度行っても緊張するものだ。ただでさえ固くなっているのに、プレゼンターの機能がよく分からなかったりすると焦ってしまう。

 その点、R500はシンプルでよく考えられたボタン構成で、初めてでも迷わず使える。本体はやや大きめで持ちやすく、握ると親指の位置に大きなボタンがある。これを押すとスライドを送れる。プレゼンターの利用の多くがスライドを送ることになるので、これなら迷わない。スライドを戻したいときは下のボタンを押す。上のボタンはレーザーポインターを照射するためのものだ。ボタンはこの3つしかないので、手元を見なくても操作できる。

 なお、本体は、色違いで黒とグレーが用意されている。個人的には黒が好みだが、暗い部屋でのプレゼンが多いならグレーのほうが目立つだろう。Macなどシルバーのパソコンにも似合いそうだ。

本体は黒とグレーの2色を用意する
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赤色レーザーなのも汎用版らしいところ
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