東京タワーができたときを覚えているオジサマから、平成以後しか知らない男子まで、オフィスには様々な世代の男性が混在しています。20~60代を6つの世代に分け、特色と傾向を分析。彼らと上手に付き合うコツを教えます。今回は20代~30代の3世代のタイプのオトコゴコロを解説します。



 昭和生まれだが、平成しか知らない世代。「小中学時代にパソコンに触れ、修学旅行は海外。上の世代が大人になってから経験したことをすべて幼い頃に経験している」(伊藤忠ファッションシステムの小原直花さん)。経験値が高く、大人びた目線が上の世代には生意気に映る。だが、伸び伸び育ったので、裏表はない。「興味がないときは態度ではっきり示すからカチンとくるかも。自分の好き嫌いを臆することなく表現できる世代ですね」(心理学者の植木理恵さん)。

 この世代を「没落貴族のよう」と表現するのはコラムニストの深澤真紀さん。「父母はもちろん、祖父母も豊かという貴族のような家に生まれ育ったのに、ゆっくりと落ちていく日本の姿しか見ていない。シビアにものを見るクセがついている」。

 母親が活動的な世代なので、実家に預けられることも多かった。「健康への意識がやたら高いなど、祖父母の影響を受けている」(小原さん)。父母と祖父母から愛情と投資を一身に受けた。

 親を尊敬しているのも特徴。「日本のカルチャーは30年ぐらい変化していない。サザンオールスターズも東京ディズニーランドもずっとトップを走っている。親子で価値観を共有できるから『親は古い』ではなく『親は格好いい』となる」(深澤さん)。

 話しかけてみると、意外に共通の話題が見つかりそうだ。