ウィルコムがシャープ、マイクロソフトと3社で共同開発し、2005年12月14日に発売した「W-ZERO3(WS003SH)」は、コアなユーザーを引き金に話題を呼び、およそ半年後の2006年5月末には15万台を出荷するという人気機種となった。売れ行き好調の理由は、特集「超小型ケータイ通信モジュール “W-SIM”搭載!「W-ZERO3」の真髄」でも取り上げたように、3.7インチVGA液晶という大きなディスプレイとスライド式のフルキーボード、OSにパソコンのように扱えるWindows Mobiles 5.0を採用したこと。それらをベースに、PHS通信モジュール「W-SIM」の搭載で、通話やプッシュメールを可能にしたなど、複数の要素が相乗効果を生み、“新しいコミュニケーションツール”して認知された結果と言える。

 その後も、2006年2月にはシャンパンシルバーというカラーバリエーションを追加。6月24日にはメモリーを増量し、辞書アプリケーションを搭載したマイナーバージョンアップ製品「W-ZERO3(WS004SH)」を投入するなど、安定した地位を築きつつある。

 そんな中、7月4日に早くもW-ZERO3の新ラインアップ「W-ZERO3 [es](WS007SH)」を発表、7月27日に発売する。このW-ZERO3 [es]もまた、ユーザーの予想を超えた新しいスタイルを提案している。“es(エス)”と名づけられた3のスタイルで、ケータイとパソコンをブリッジ! ケータイのようなダイヤルキーと、パソコンのようなフルキーボードの両方を備えた“デュアル・キーボード”を搭載してきた。

 この特集では、W-ZERO3 [es]をいち早く徹底的にレビューする。既にデジタルARENAでは、「W-ZERO3 [es]特設サイト」を立ち上げ、注目ポイントを随時掲載している。そちらも併せて参考にしていただきたい。(memn0ck)


【解説】なにがすごいの?「W-ZERO3」シリーズを考える
そろってきた「WILLCOM SIM STYLE」のラインアップ
超小型通信モジュール“W-SIM”カードの利点と欠点
【W-ZERO3 [es]/デザイン(1)】
新しいコミュニケーションツールがさらに進化!
スリムで軽量、“携帯電話+PC”の機能を手に入れた!
【W-ZERO3 [es]/デザイン(2)】
W-SIMスロットの独立化などきめ細かな改善施す
多彩な機能を有するため使い分けが難しいUSBポート
【W-ZERO3 [es]/通話・メールの操作性】
新しいスタイル、縦、横、あなたはどう使う?
着信機能、文字入力…[es]のここがケータイっぽい
【W-ZERO3 [es]/カメラ、USBホスト・周辺機器連携機能】
カメラは接写モードやQRコードリーダー搭載でパワーUP
USB On The Goでワンセグなど多彩な周辺機器に対応
【W-ZERO3 [es]/機能拡張・カスタマイズ】
やっぱり「W-ZERO3」はカスタマイズが面白い!
[es]を自分好みに変えるアプリケーションテクニック



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筆者紹介 memn0ck(めむのっく)
1976年東京生まれ。「めむのっく」はハンドル名。ケータイ・モバイル情報マニアで、小さなデジタルガジェットに目がない。趣味でケータイ・モバイル関連の個人ニュースサイト「memn0ck.com」を運営しているが、日常は白衣を着た理系野郎をやっている兼業ライター。