ウィルコムは、音声通話とメールの定額サービス「ウィルコム定額プラン」と新機種「WXシリーズ」を投入し、今まさに“波に乗っている”。だが、ウィルコムはそれだけではない。シャープ、マイクロソフトと共同で開発し、2005年12月14日に発売された「W-ZERO3」という製品が大ブレークしているのだ。W-ZERO3は、マイクロソフトの「Windows Mobile 5.0 for PocketPC」というOSを搭載し、パソコンライクに使える端末だが、ウィルコムの回線を使ってケータイのように通話やメールが利用できるという代物なのだ。

 一般に、このような汎用OSを搭載したケータイを、海外では“スマートフォン”と呼んでいるが、紛れもなく「W-ZERO3」も“スマートフォン”だ。同じジャンルの製品には、NTTドコモ「FOMA M1000」やボーダフォン「702NK II」なども含まれるが、W-ZERO3の魅力はなんといっても大きく高解像度な液晶と、横にスライドして使用する“フルキーボード”。ケータイメールが苦手な人も、これでどんどんメールが打てる、と期待されている。

 実はW-ZERO3の発売には、もう一つ重要な意味がある。それは本機が小さな通信モジュール“W-SIM”に対応しているという点だ。ウィルコムはこのW-SIMを軸とする新戦略「WILLCOM SIM SYTLE」の起爆剤としての重責を、W-ZERO3に託したのだ。この特集では、話題の新端末「W-ZERO3」を中心に解説しながら、ウィルコムの「WILLCOM SIM STYLE」というチャレンジについても見ていく。(文=memn0ck)


【解説】ウィルコムの新しい試み「WILLCOM SIM STYLE」とは?
超小型通信モジュール“W-SIM”カードの強みと弱み
アップルも“フォーラム”参加で「iPodケータイ」?
【製品レビュー(1)】「W-ZERO3(WS003SH)」<外観編>
スライドフルキーボードでコミュニケーション新時代!
大画面で美しい!驚異の3.7インチ・モバイルASV液晶
【製品レビュー(2)】「W-ZERO3(WS003SH)」 <基本編>
通話やメールも自在、その使い心地やいかに?
Internet Explorerに加えOperaやNetFrontも利用可能
【製品レビュー(3)】「W-ZERO3(WS003SH)」 <応用編(1)>
ランチャー、ユーティリティーで操作性大幅アップ!
文字入力やスケジュール帳も自分好みにカスタマイズ
【製品レビュー(4)】「W-ZERO3(WS003SH)」 <応用編(2)>
メールやブラウザー、マルチメディア機能も自分流に
「Skype」と無線LANでモバイルIP電話も可能だ!
【製品レビュー(5)】「“TT”(WS001IN)」
“W-SIM”を使えばこんなことだってできる!
通販のみ9000台限定、デザイン指向の“極小ケータイ”
【製品レビュー(6)】「“DD”(WS002IN)」
USB接続型データ端末の後継機種
W-SIMの搭載で何が変わった?


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