100円ショップは、駅前やスーパーの中などに店舗を構えており、すでに身近な存在となりました。100円ショップというと、扱っているのは生活用品や日用品がほとんどで、写真撮影の際に役立つようなグッズはさすがに置いていないだろう…と思いがちですが、意外なものが撮影のお助け役となってくれるのです。

 そこで、身近な100円ショップに足を運び、実際にどのような撮影グッズが購入できるのか、またどのような使い道があるのかを調べてみました。

 まず目を引いたのが、お絵描き用の画用紙です。白だけでなく、さまざまなカラーが1冊にまとまっており、被写体に合わせてバックの色を変えられるのが魅力です。サイズがあまり大きくないため、大きな被写体を撮るのには向きませんが、小物を撮るには十分です。これが100円とは、ハッキリ言ってお買い得です。

▼カラフルな10色入りの色画用紙を100円でゲット!
近所の100円ショップで購入した色画用紙。10色のカラフルな用紙が1セットになっており、被写体に合わせて色を選べるのがうれしい。色も意外といいカラーが入っているのだが、何かと使う機会の多いグレーが入っていないのが惜しい

▼被写体に合わせて色を変えて撮影するとおもしろい
白バックで普通に撮影したもの(左)に対し、黒の画用紙を使うとメカ的なイメージが強くなった(右)。赤い用紙を使えば強そうなイメージが、黄色ならば優しいイメージに仕上がるだろう

 また、カラフルな模様が印刷された包装紙も、ブツ撮りの際に活躍してくれます。撮影用のバック紙と同様に被写体の後部から垂らすなどして設置すればよく、包装紙の模様が明るければ楽しい雰囲気に仕上がります。

 撮影用のバックペーパーなど、プロ向けの撮影用品は品質が高いだけにとても高価ですが、私たちが使う分にはそこまでのクオリティーは必要ありません。100円ショップをうまく利用して、安価に撮影グッズをそろえてみるとよいでしょう。

▼本来は包装紙だが、バック紙としても利用できそう
赤いチェックの柄が印刷された包装紙。もともとはプレゼントなどを包むためのものだが、1枚の大きさも十分にあるので、ブツ撮りに使わない手はない

▼明るい雰囲気の包装紙を使うと、より楽しい仕上がりになる
ノーマルな白のバック紙と、先ほどの包装紙を使った場合とでぬいぐるみを撮り比べてみた。包装紙を入れた方が、よりファンシーで楽しそうに仕上がった

 紙以外のものもバック紙代わりに利用できます。これは食卓に置くキッチントレイですが、天然素材を利用していることもあり、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

▼アジアンテイストが漂うキッチントレイも100円!
木の皮か草をていねいに編み込んだキッチントレイを発見。普通に食卓に並べて使うのもオシャレだが、撮影にも使えそうだと感じて購入してみた

▼陶器などの器を置いて撮影してみると、趣がグンと増した
陶器の茶碗を置いて撮ってみたところ、思いがけないほど雰囲気が出て大満足。陶芸を趣味にしている人は、こんな感じで撮ってみるとおもしろいかもしれない

 これ以外にもいろいろ使えそうなグッズを発見したのですが、続きはまた別の回でご紹介したいと思います。なお、ひと口に100円ショップといっても、ショップによって扱っている商品はかなり異なります。そこで、これだというものが発見できなかった場合、同じ系列ではないショップを2~3店を回ってみるのがおすすめです。

●今回のまとめ
・近所の100円ショップで、撮影に役立つグッズが安価に購入できる
・カラフルな画用紙や模造紙は、背景に敷くバック紙代わりになる
・100円ショップは店舗によって扱っている商品が大きく異なる