パソコンの画面で見るとちょうどいいのに、DPEショップで注文したプリントから帰ってきたプリントはヘンになっている、ときどきそんな納得できないことがおきます。

 まずは、2枚の写真を見てください。白い雪の風景を露出補正なしで撮った写真(左)と、露出補正をプラス1.3かけて撮った写真(右)です。雪景色などは、そのまま撮ったのでは暗い感じになりがちです。そこで露出補正をかけて白い雪の風景が撮れた(冬の定番!雪のある風景を写すには)と思ったのですが、これをプリントに出した結果が下の写真です。

 どうみても、せっかく露出補正をして白く撮った雪のほうが暗くなっているのです。

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 元の画像。雪景色をフルオートで撮って暗くなっています  元の画像。露出補正をかけて、雪が白く写せました

 DPEショップでプリントした写真。露出補正をかけた雪のほうが、暗くなっています

 DPEショップで注文すると、明るさやコントラストを多少なりとも調節してプリントされます。どんなふうに調節するかは、DPEショップの機械の設定によるようです。そのおかげで、パソコンで見ると、ちょっと暗かったり、コントラストが弱かったのが、プリントでみるとシャキッとしていたりします。多くの場合好ましい結果になるのですが、上の例のように逆も起こってしまうのです。

 さて、このようなことを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか? 有効な方法のひとつは、デジタルカメラで撮った画像データに付いているEXIF情報を削除することです。レタッチソフトなどで、画像を保存(別名で保存がオススメです)し直すことで、EXIF情報を消せます。

 レタッチソフトによっては、デフォルトではEXIF情報が消えない設定になっているので、注意してください。保存する場合に、BMP形式で保存すると、データのサイズは大きくなりますが、確実に消えます。

 左側がそのままプリントしたもの。右側がBMPファイルに保存しなおしてプリントしたもの。そのままプリントすると、全体が明るくなってしまい、花火撮影の常とう手段である長時間露光によって出てきたノイズが著しく目立ちます

 左側がそのままプリントしたもの。右側がBMPファイルに保存し直してプリントしたもの。左側では、せっかくの夕焼けが白っぽくなってしまいました